今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第33節 湘南 vs 東京V プレビュー】2週間のインターバルを経た湘南が課題を見つめ直し、ホームでリスタートを切る。対する東京Vは新戦力の融合なるか。(06.08.12)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月12日(土)J2 第33節 湘南 vs 東京V(19:00KICK OFF/平塚)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
 第32節に試合のなかった湘南は、2週間のインターバルを過ごした。その間には、さいたま市内で4日間のミニキャンプを張り、U-21日本代表や大宮、浦和と練習試合も行なっている。大宮には前半に2点を先制されて敗れ、浦和には変則形式ながら快勝した。

「相手にやられるゲームと自分たちがやれるゲーム、その両方をイメージどおりの流れでできた」連日の練習試合を振り返り、菅野監督は話した。

つまりこうだ。湘南は大宮と行なった試合のちょうど一週間前の札幌戦で、「5−1」と大勝したばかりだった。思えば今シーズンは、第15節の徳島戦で「5−0」と圧勝した直後に、8連敗という苦い思いを味わっている。すなわち、大勝したあとの試合の大切さは、身に沁みているはずだった。にもかかわらず3ヶ月前の再現を予感させたチームに、指揮官はキツく激を飛ばしたという。

 翌日の浦和との練習試合ではスパイクの紐を締めなおし、高い集中力をもって臨んだ。ワシントンの個人技にゴールこそ許したものの、「いいゲームができた。チームとして共有するイメージも高まってきている」と、菅野監督も手応えを隠さない。「相手にやられるゲームと自分たちがやれるゲーム」つまり悪い面を洗い出し、あらためて良い面を引きだすという自身を見つめ直す作業が、この2週間の間に行なわれたのだった。

 こうしてインターバルを経た湘南は今節、東京Vを平塚に迎える。今シーズンは1勝1敗と、両者5分の成績を残している。だが過去の成績は参考にならないだろう。東京Vは補強を進め、その陣容が大きく様変わりしているのだ。さらに湘南戦では、サントスから移籍のFWシウバも出場を解かれる。合流間もないこのブラジル人ストライカーをはじめ、スピードと突破力に長けるマルクスや10得点をマークするエース・平本一樹、運動量豊富な根占真伍に青葉幸洋、展開力を備えフィジカルの強さを武器に攻撃参加も厭わないゼ・ルイスらタレント陣が噛みあったときの破壊力は、言わずもがなである。背番号40番台までひしめく大所帯にあって、ラモス監督の求めるイメージをチームとしていかに共有できるか、実りの秋を迎えるためにも詰めたいところだ。

 ただ一方で気になるのは、ときに顔を出す不安定感である。前節も下位の愛媛FCによもやの逆転負けを喫し、手痛い足踏みを食らった。若さゆえなのか、コンセンサスの問題か、いずれにせよピッチ上で落ち着きを取り戻す術の確立が、今後を見据えたうえでも急務となろう。

5位の東京Vは、昇格に向けてもう後がない。アウェイとはいえ、闘将は激しいタクトを振るうだろう。そしてまた湘南にとっても、大勝のあとの大事な一戦である。「安定した力が付いてきたし、J2は力とともに流れに乗ることも重要。勝って流れを引き寄せたい。大切な試合だと位置づけている」と、菅野監督は力を込めた。火照る予感は、真夏のせいではない。

以上

2006.08.11 Reported by 隈元 大吾
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着