8月12日(土)J2 第33節 草津 vs 横浜FC(19:00KICK OFF/群馬陸)
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草津サポーターにとってホーム戦がこれほどまでに待ち遠しく思えるのは、第2節以来かもしれない。
前節、アウェイで鳥栖を下し8試合ぶりに勝利を挙げた草津が、勢いに乗ってホームに戻ってくる。アウェイでの白星は3月4日の開幕戦以来、実に5カ月ぶり。それまで1勝2分11敗と全く勝てなかった鬼門「敵地」を克服したことで、チームは今、大きく変わろうとしている。
第2クール途中から勝ち星に恵まれず苦戦が続いていた草津だが、ここに来て、ようやく上昇の兆しが見え始めてきた。前々節の首位・柏戦をドローに持ち込み、前節では待ちに待った勝ち点3。「これまでは勝ちきれないゲームが多かったので、結果が出たことは大きな自信になる」と植木監督。チームが手応えを掴みつつある要因には、チームバランスと守備の安定が挙げられるだろう。
そのポイントになっているのが柏戦からボランチで起用されるようになった鳥居塚だ。本来は中盤のプレーヤーだが今季は植木監督の構想のもと、DFにコンバート。3バックの中央でDFラインの統率にあたっていた。第2クール以降、チカと中井のダブルボランチの関係を最大の修正点として、改善を試みてきた植木監督だが、柏戦から鳥居塚をボランチの位置で起用することを決断、チーム改革に乗り出した。「センターバックの尾本が頑張っていることで、鳥居塚のボランチが可能になった。限られた戦力をやりくりしながら、チームにとって一番良い方法を選んでいく」(植木監督)。試行錯誤を重ねたチームはひと回り成長したと言えそうだ。
そして、忘れてはならないのが、司令塔・島田の鮮烈なプレーだ。前々節・柏戦では外に逃げるクロスボールにファーサイドから合わせゴールを決めると、前節・鳥栖戦では、島田自身が「生涯のベストゴールの一つ」と話す約30メートルの芸術的なミドルをゴール左隅に突き刺した。今後、鳥居塚が中盤に入ることで、ボールの出所が分散し、島田の負担が減ることになれば、さらに多くのゴールが彼の左足から生まれることになるだろう。
今季の草津と横浜FCの対戦成績は、草津の1分1敗。第1クールでは横浜FCを追い詰めた末のドロー。第2クールではアウグストの個人技に屈し、0対1で敗れた。この2戦を見る限りは草津にも付け入る隙があるように感じられるが、横浜FCはその後、アレモンという「最終兵器」が加入。チームにフィットするにつれ、多くのゴールシーンを演出し始めている。アウグストのコンビネーションプレーも脅威で、草津はこれまでとは全く違った対応が求められる。昨季、京都に在籍していたアレモンには痛いほどやられているだけに、きっちりと抑えて「借り」を返したいところだ。
昨季のJ2昇格以降、初の連勝を懸けて今節のホーム・横浜FC戦に挑む草津。これまで、どうしても越えることができなかった「壁」を、打ち破る瞬間がついにやって来た。
以上
2006.08.11 Reported by 伊藤 寿学
J’s GOALニュース
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