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【J2:第33節 柏 vs 鳥栖 プレビュー】現在好調の首位柏レイソル。ホームにサガン鳥栖を迎え、連勝を伸ばすことができるか?(06.08.12)

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8月12日(土)J2 第33節 柏 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/柏)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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週末にはJリーグを観に行く。こうした生活はいつから始まったのだろう。元々サッカーをしていたから、友人がプレーしていたから、W杯でスーパープレーを見たから、カッコイイ選手がいたから、その要因は人によってさまざまだと思う。ただ、こうしたさまざまな要因があるなかで、サッカーに熱中させる大きな魅力を強烈に放っているのが柏レイソルのサッカーだ。

しかも、レイソルはホームで強い。リーグ戦序盤に調子を落としたときはホームで連敗したこともあったが、最近の本拠地での試合は、目下、引き分けを挟んで9連勝中だ。前節には今季2戦して1−3、0−3と完敗していた山形を2−1で下し、勝ち点でも2位の横浜FCに4差をつけ首位をキープしている。

FWが前線から相手の最終ラインへ激しくプレッシングを行い、無理なパスを出させてボールを奪うのが柏の基本戦術だ。前節の山形戦では今季2度敗れている相手に対し、それまでの基本形4バックから3バックに変更して対応した。後半、相手が苦し紛れに蹴ったボールを競り合ったあとのセカンドボールが拾えなくなってしまったことで、流れが悪くなる時間帯もあったが選手たちはグランド内だけで問題を解決するたくましさを備えてきた。石崎監督が提示するサッカーを選手が理解し、グランドで表現できるようになってきたと言えるだろう。

そして、レイソルの試合が行われる日立柏サッカー場は、ピッチと客席の距離はほとんど無く、選手の息づかいを感じることができる。その近さは日本にあるスタジアムでも折り紙つきだ。観客席にボールが飛び込むシーンが一番多く見られるのもこのスタジアムかもしれない。さらに、柏サポーターが終結するゴール裏の応援は他チームの追随を許さないほどユニークだ。林立するゲートフラッグや一風変わった応援歌などでゲームを大いに盛り上げる。しかも、そうした応援に選手たちが応えてくれる。単純な規模で比べれば浦和などには負けるのかもしれないが、観客と選手が一緒になって試合を戦う一体感は柏ならではだろう。

それに対する鳥栖は苦しい戦いを強いられそうだ。
FWには現在16得点でJ2得点王の新居辰基がいるものの、2トップの一角である相棒の山口貴之と、ゲームのコンダクターである尹晶煥が共に出場停止。ポゼッションを長くして攻撃を組み立てる鳥栖にとって、シュートに到るまでの回数が少ないことが課題であった。攻撃の軸となる選手を欠いた中、首位の柏に対してどういうサッカーを展開するのか注目したい。

柏レイソルは先制点を奪った試合では今季負けがない。15勝3分けと部類の強さを示している。柏が先に得点すれば、ホームに詰めかけたサポーターの後押しを受け、圧倒的なサッカーを展開する可能性もある。ただ、毎年毎年、J2リーグでは第3クールが鬼門となり、それまで好調を保ってきたチームの前に立ちふさがってきた。長いJ2のリーグ戦を、夏の暑い中での試合を、どのように乗り切るのか?これからは選手や監督だけでなく、サポーターを含めたチーム全体の総合力が問われてくる。

2006.08.11 Reported by 田中 滋

以上
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