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【J2:第36節】徳島 vs 鳥栖:松本育夫監督(鳥栖)記者会見コメント(06.08.26)

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8月26日(土) 2006 J2リーグ戦 第36節
徳島 1 - 2 鳥栖 (19:04/鳴門/2,438人)
得点者:'50 新居辰基(鳥栖)、'81 挽地祐哉(徳島)、'83 高橋義希(鳥栖)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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●松本育夫監督(鳥栖):

「我々のチームとしては今日のカードは絶対に落とせないゲームだった。徳島の力を持ってすれば、順位は下だが互角の勝負になると予測していたので、今週はチームの引き締めを十分にやってきた。

ゲーム始めは相手10人が引いた状態の中での攻め方に問題があった。フリーの選手が長く持ち過ぎ、そのせいでパスワークが無く相手を崩せなかった。もっとボランチに集めてサイドに散らしながら攻撃できていたら得点も増えていたのではないかと思う。

後半は相手が10人となりボールをキープできたが、ラストパスの精度が悪く、またゴールへ向かう気持ちの弱さのため突き放せなかった。今後、修正していかなければいけないところだろう。ただ、勝ち点3を取れて順位を上げられたのは良かった。我々はどんなゲームでも勝ちに行くことを意識しており、はるばる鳥栖から来てくれたサポーターにもいいプレゼントが出来た。内容に満足とはいかないが、選手はよくやってくれたと思う」

Q:前半は相手のキーマンであるジョルジーニョとアンドレをフリーにしている場面が見られた。中盤の寄せに問題があったのではないか?
「その通りだ。パサーのアンドレをフリーにし過ぎて、そこから自由にボールが出ていた。だから後半に入る前にその点を修正した。ジョルジーニョはパサーを抑えることでプレーさせないよう対処した。いずれにしても、相手攻撃ラインへの守備が甘かったのは事実だ」

Q:尹(晶煥)選手をFWに近い位置に置いたのはどういう狙いか?
「相手は3-5-2なので、尹を守備的なボランチより前に上げ、その位置には衛藤を入れることでダブルボランチにした。アンドレの上がりを衛藤が防ぐ狙いだったが、前半はもうひとつそう出来なかった。尹の力を活かすための、対徳島戦のシステムと思ってくれていい」

Q:後半は相手が10人になり、やっと鳥栖らしさが出てきたと思うが?
「相手が10人でこれだけシュートが少ないと合格点は与えられない。中盤やDFにもっと押し上げていく選手が必要だった」

Q:ゲームの入り方や数的優位の場面での戦い方等、選手はプレーに迷いを感じていたのではないか?
「迷いと言うよりチーム力コンディションの問題だ。その点、今は下り坂だと判断している。この下り坂をここで止めて、上げていくトレーニングをしていかなければいけないと思っている」

Q:鐵戸選手を入れた意図は?
「我々のメンバーの選考基準は、その週のベスト16だ。彼はアマチュア契約だがメンバーに入ったことを疑う者は無く、今日もミスのないプレーをしてくれた」

Q:山城選手の代わりに入った廣瀬選手の評価は?
「攻撃と守備両面でまだ良さが出ていなかった。右サイドでは1対1で抜けるチャンスがあったがそう出来なかったし、失点時はしっかりと守備が出来ていなかった。逆サイドから折り返されるあのヘディングは生命線なのであれを許してはいけない。そういった意味でマイナス点を付けざるを得ない」

以上
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