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【第86回天皇杯:東京V vs 栃木 プレビュー】「勝ちにいく」とラモス監督が断言。東京VがJFL・栃木SCが味の素スタジアムで対戦!(06.10.08)

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●第86回 天皇杯全日本サッカー選手権大会
東京V vs 栃木
10月8日(日)13:00KICK OFF/味スタ
-スコアボード速報は【こちら】-
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9月17日に開幕した第86回天皇杯全日本選手権大会。既に元日・国立を目指す熱戦の火蓋は切られているが、いよいよJ2チームがこの3回戦から登場する。

第84回天皇杯覇者である東京Vも、当然のことながらここからの参戦。昇格へのわずかな望みをかけて戦いを続けているリーグ戦と並行して戦うことを考えれば、大会が難しい位置づけになるのは確かではある。しかし「優勝を狙いますよ。J2チームが天皇杯タイトルを獲る、というのをやってみたいですから(GK高木)」と、特に優勝を経験している選手達のモチベーションは高い。チームとしてもJ1昇格が最優先ではあるにしても、タイトルを狙っていけるこの大会の持つ意味は大きいだろう。

ラモス監督も「勝ちにいく」と断言。リーグ戦前と同じく、今週も3日間の非公開練習を決行し、試合に備えている。
週1回の試合のペースも守れることもあり、「メンバーもリーグ戦と大きく変えるつもりはない」とラモス監督。リーグ戦でのベンチメンバーにチャンスを与えることはあるかもしれないが、いずれにしても「試す為」ではなく「勝つ為」のメンバー構成にする、ということだ。

楽しみなのは、6月30日にヘルニアの手術を受け長期離脱を余儀なくされていたMF大野のベンチ入り可能性。復帰が待たれていた大野だが、ようやく今週から練習に部分合流した。非公開の為現在どこまで合流できているかは不明だが、ラモス監督は水曜日の時点では「実戦形式の練習で一度使ってみて、いけるようならベンチ入りも考えたい」とコメントしている。

火曜日にDF富澤、DF一柳らと共に坊主頭で練習場に現れ周囲を驚かせた大野。3人同時は全くの偶然で、「特に意味はない」とそれぞれがコメントしているが、期するものを感じさせるのには充分なインパクトだった。中でも、キャプテン・大野の無言の決意表明はチームの活力剤に。更にメンバー入りが実現すれば、この試合へのモチベーションは高まることになるはずだ。

さて、対戦相手となるのは栃木SCだ。栃木SCは、1953年に栃木教員サッカークラブとして発足して以来、栃木県を代表するサッカーチームとして名を馳せてきた。1999年に関東社会人リーグで優勝を果たし、2000年にはJFLに昇格。今季のJFL・リーグ戦では現在6位に位置しており、この天皇杯には9年連続9回目の出場となる。率いるのは高橋高監督、在籍選手には京都・水戸に在籍したFW吉田賢太郎など、Jリーグ経験者もおり、将来Jリーグ入りを目指すチームだ。

今大会1回戦では、内容的には苦しむ部分もありながらも佐賀大学を3−0で下し、尚美学園大学との2回戦では、GK原がPKを2本も止める活躍で2−0で勝利。どちらも大学チームを相手に圧倒的な強さを見せたわけではなかったが、結果的には順調に3回戦まで駒を進めてきた。今回はこれまでとは一転、「格上チーム」との戦い。逆に思い切ったプレーで、チームの良さを全面に出してくるだろう。

天皇杯出場を決めてから、チームは3回戦のこの東京V戦をひとつの目標にしてきた。天皇杯では去年、一昨年と3回戦で姿を消している。東京Vを下しての4回戦進出という金星を目指し、チーム・サポーターは一丸となって味の素スタジアムに乗り込んでくる。クラブはこの日の為に応援バスツアーも準備しているそうで、試合当日は栃木SCサポーターの熱のこもった応援も楽しみにしたい。

「(東京Vは)間違いなく苦戦することになると思う。ある程度受身にならざるを得なくなるだろうね」とGK高木。栃木SCのこれまでのように、今度は東京Vが「格下」チーム相手に手を焼く番になるということだ。

しかし、東京Vがここで、天皇杯名物とも言える「番狂わせ」を演じるわけにはいかない。「(次のリーグ戦)柏戦に大きく影響を与える試合になる」とラモス監督は厳しい表情でこの試合を見据えていた。

以上

2006.10.07 Reported by 高木聖佳
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