第86回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
草津 3-0 岐阜(2,650人/群馬サ)
得点者:'1 高田保則(草津)、'5 高田保則(草津)、'82 高田保則(草津)
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●植木繁晴監督(草津):
「苦戦はしたが、トーナメントなので1点差でも勝てば良かった。選手たちがそういう戦いを実行してくれた。序盤に2点を取ったことで、気持ちの面で緩んでしまい、その後、押されてしまっていたが、3点目を取って試合を決めてくれたので、試合運びの面では良かったと思う。押されていても、エリア外からのシュートであれば、打たれても構わないと思っていた。選手たちは彼らなりに考えて戦ってくれていた。岐阜は2年前のうちと同じように、球際などのプレーに気持ちが入っていた。われわれがもう一度、そういう気持ちを思い起こすという意味でも、よい機会となった。4回戦は、うちの方が思い切った戦いが出来るので楽しみだ」
Q:2点目を奪った後、押される展開となったが?
「2点目を取った後、無理して3点目を狙いに行って、カウンターを喰らうより、耐えながらカウンターでワンチャンスを狙ってくれていた。選手たちはリーグ戦から、戦い方を学んでいた」
Q:J2のクラブとしての戦いはできたか?
「選手たちがJ2というリーグで経験を積んでいる分だけ、ああいったゲーム運びができたと思う」
Q:風が強かったが前半と後半のプランは?
「前半はボールをつないでサイドを突破するように伝えていた。後半は長いボールを裏へ出したかったが、相手にセカンドボールを奪われ苦労してしまった」
Q:岐阜の現在の力をどうみたか?
「地域リーグを抜けていく力は十分にあると思う。ただ、これからの戦いは、力があれば上に行けるというわけではない。相手の戦い方によっては、力の差が出しづらくなるゲームもあるし、その辺を彼らがどう戦っていくかだろう」
以上













