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【第86回天皇杯:横浜FC vs B神戸】橋本雄二監督(バンディオンセ神戸FC)記者会見コメント(06.10.08)

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第86回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
横浜FC 0-1 B神戸(2,011人/三ツ沢)
得点者:'84 吉沢秀幸(B神戸)
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●橋本雄二監督(バンディオンセ神戸FC):

「国体を中心でやっていたので、直前まで選手9人と僕を含めたスタッフがそっちに取られていた。その中で、(今日に向けての準備は)丸2日間、こちらに来る直前の2日間くらいしかやれていない状況だった。実際、国体が終わった後の1週間で何をしたかといえば、コンディションを落とさないように、けが人がいたので、うまくやりながら調整していた。

最初にゼロというプランで臨んだ。横浜FCのビデオは、今日出ていたメンバーはほとんど出ていなかったが、分析した中でも、メンバー変わっても同じ様なサッカーをすると思っていた。横浜FCのリトリートからカウンターというサッカーで、うちが逆にそれをやった時どうなるのだろうとイメージしながら、190cm近いFWが一枚いるということで、もしうちが下がったときに、果たして相手が低い位置からロングフィードを入れてくるかが悩み…というか、そのイメージが湧かなかった。
もし、それで下がった時に、ディフェンスラインがビルドアップしてくれればハーフラインから相手が入ってきたら厳しいプレスに入る、それまではうちもリトリートからカウンターを徹底するというところで、(相手は)思うほど蹴ってこなかったのでうちのFWが低い位置まで下がってディフェンスしても、極端に言えば相手が勝手に入ってきてくれた状態だった。なので、そこからディフェンスして、相手のボールは良い入り方はしなかったと思うので、そこにストレスは感じなかった。仮に入っても、そのセカンドアクションのところの準備は徹底していた。狭いスペースでうまくディフェンス出来れば…ということで、(前半)ゼロで行けたので、何本かのピンチもあったが、うちも良いチャンスを何度も作れた。相手もそれがあったので、上手くラインが押し上げられなかったのもあって、中盤が上手い具合に前向きに拾えたシーンがよくあったと思う。

上手い形でハマってくれたというか…。ゼロで行けて、もし仮に点を取られた時のことも考え、そうなった時は高い位置から仕掛けていかなくてはいけないというイメージもしていた。思ったより、リトリート…というより、うちもSBを高い位置に押し上げてビルドアップをかけるというサッカーを前半から何本か出来たので、『守っている』というイメージには見えなかった部分はあった。 逆にそれが出来てしまっている部分が恐かった。それをルーズな攻撃をしてカウンターで取られてしまった時に危ないというか、後半特に最後の終わり方の部分で、ルーズな形で終わるのではなくて、シンプルな形で終わろう…と。その中でサイドにボールを供給するのが早すぎたので、一回FW・バイタルにボールを入れてからそれをDFに吸収させてからサイド攻撃。横浜FCの分析をしている時に、ゴール前の集結は速いが、集結が速過ぎてしまうというのが目に付いて、サイドが結構有効に使えればというプランがあった。メンバーが変わったのでどうかなというのはあったが、うちは敢えて真ん中に集結させてサイドからという考えがあった。前半はサイドに速く行き過ぎてしまって中に集結させられなかったが、上手い具合にバイタルにボールを入れてDFを中に吸収させてからサイドにそこから速いボール、得点の形もサイドから押し込んだし、その前の川崎のシュートもサイドからの良い形があった。選手には(今日の試合は)チャンスは多くはないと伝えていたが、思ったよりは選手の方ももう一本のところまでチャンスを掴んだところもあったと思う」

以上
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