10月14日(土)J2 第44節 湘南 vs 徳島(14:00KICK OFF/平塚)
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9月28日、徳島・田中真二監督の辞任が発表された。昨季、チームを昇格へと導き、四国初のJクラブを誕生させた指揮官をもってしても、2年目のシーズンは難しかったようだ。最下位に沈み、目下、引き分けを挟んで7連敗中と元気がない。
だがシーズン終盤に注入されたカンフル剤に、選手たちが燃えぬはずはなかろう。さすがに監督交代直後の愛媛FC戦ですぐに結果を出すことは叶わなかったが、天皇杯3回戦を挟み2週間を経て迎える今節は、充実した準備をもって臨めるのではないだろうか。引き継いだ東泰監督のもと、来シーズンも見据えながら士気高く挑んでくるに違いない。
その徳島にとって、最後に白星を刻んだのが第34節、鳴門で迎えた湘南戦である。先制を許すも前半ロスタイムに追いつき、後半11分に逆転、そのまま勝ちきった。3連勝を目指し勢いづく湘南の足を止める勝利だった。
この対戦を含め、今シーズンの両者の対戦は1勝1敗1分と、ここまでは五分の成績を残している。思えば昨シーズンもおなじ状況、おなじ平塚で第4クールの対戦を迎え、最後の対決を制した徳島が湘南戦の勝ち越しを決めた。昨年のリベンジはもちろん、今季の勝ち越しを決めるためにも、ホームで迎え撃つ湘南は是が非とも勝ちたい。
9月は勝利から見放されていた湘南だが、第42節に草津とスコアレスドローを演じると、続く水戸戦では1−0で勝利を収め、2試合連続の無失点ゲームとともに久々の勝点3を手にした。「やることが明確になってきている」と松本昂聡も語るように、怪我から復帰した田村雄三と組むセンターバックは背後を許さず、ときに相手を跳ね返す。GK植村慶の好調も手伝い、中央を堅く閉ざすディフェンスは安定感を増した。前からの守備の連動をさらに高め、危険なシーンをより減らし、攻撃、そしてフィニッシュまで繋げたい。
一点、これは先日の天皇杯3回戦の関西大学戦でも見受けられたことだが、相手のキープレイヤーをいちはやく見極め、チームとしてケアすることが肝要だ。データでは追いつかないパフォーマンスが、ライブでは往々にして生まれる。コンディションを含め、その日の相手の状態と狙いを鋭く感じ取り、ピッチ上でチューニングを繰り返す。たとえば松本がときに中盤を追い越し、オーバーラップを試みるのは、相手を嗅ぎ取る彼の鋭敏な感性によるものだろう。とくに今節の徳島にあっては、監督交代によってメンバーにも手がくわえられている。ジョルジーニョや羽地登志晃、伊藤彰、片岡功二らチームの核となる攻撃陣のストロングポイントは一朝一夕に変わるものではないが、敵将の戦術やゲームプランと併せ、出直しを図る相手の変化を素早く感じたい。菅野将晃監督の求める「内容」には、この点も含まれていることだろう。
今節を含めて残り8試合、残された時間はかぎられている。目の前の試合をひとつずつ、大事に闘いたい。湘南と徳島、ともに進化の証をぶつけ合う対決となる。
以上
2006.10.13 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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