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【第86回天皇杯4回戦 F東京 vs B神戸 プレビュー】F東京がJ1のプライドを見せるか。または、関西社会人リーグのB神戸がその情熱を見せつけるか。(06.11.05)

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●第86回天皇杯4回戦
11/5(日)13:00キックオフ/味スタ
F東京 vs B神戸
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木々の緑が秋色へと変わり始めた11月最初の週末、まさに「スポーツの秋」という言葉がぴったりの3連休。その連休最終日の5日(日曜日)、味の素スタジアムでは第86回天皇杯4回戦、J1のFC東京と関西社会人リーグのバンディオンセ神戸の試合が開催される。

F東京は、リーグ戦でなかなか勝てない苦しさから少し抜け出し、G大阪、大宮と2連勝。少しづつチームに明るい兆しが見えているとはいえ、DFのジャーンが故障、そして前節大宮戦で茂庭が故障と、主力センターバック2人を欠くこととなった。2連勝とはいえ、まだまだ油断は出来ない状況に変わりはない。

木曜日の練習試合後に倉又監督が若干のメンバーの入れ替えを示唆していることからも、ここのところ出場機会に恵まれていなかった選手たちにチャンスがまわってきそうだ。そんな中で、この試合の一番の注目はセンターバックだろう。ジャーン、茂庭の不在に、増嶋、伊野波がコンビを組む可能性も高そうだ。増嶋は、足首の故障から復帰した後もチャンスがめぐってこなかったが、その苦しさを乗り越えようと練習後も「筋トレ」に励む日々を送っていた。試合に出られなくて「悔しくて膝を抱えていた」だけの1年目とは訳が違う。2年目、3年目と経験を積んできた自分を信じ「次に自分が何をすべきか」を考え、前を向いた。そこで巡ってきたチャンスは無駄にしたくない。U-21代表世代の二人のコンビに注目したい。

そして、もう一人、リーグ戦ここ3試合出場機会に恵まれず、その前も僅かな出場時間しか与えられずにいた阿部。常々「勝てないときこそチーム力が問われる」と、どんな状況においても準備を欠かさず、「ベンチでいる選手も試合に出ない選手も…」と“For the team”の姿勢を貫くが、心境は当然「スタメンで出場したい」に違いない。「チャンスをもらうからにはものにしたい」と意気込みは十分だ。

「いつもの顔ぶれ」でも、「いつもとちょっと違う組み合わせ」。そんな時だからこそ、チーム力が発揮できるかどうか…F東京にとっては今後につなげる大事な一戦になることは違いない。

一方のB神戸は、関西社会人リーグに所属、『JFL昇格』を目標としている。第86回天皇杯3回戦ではJ2の横浜FCを破り、4回戦へと駒を進めた。3回戦ではJ2のうち4チームが敗れており、そのうちのひとつだった。「勝ったことを自信に全国地域リーグで…」という監督、選手の言葉どおり、今シーズンは既にリーグ優勝を決め、JFL入りをかけた「全国地域リーグ決勝大会」の戦いを11月後半に控えている。B神戸でプレーする選手の中にはかつてJに所属していた選手も多く、元G大阪の森岡茂、そしてJ1で活躍し経験豊富な和多田充寿などが顔を揃えている。

その中でもやはり、注目が集まるのは4-4-2のツートップの一角を担うFWの和多田だろう。昨シーズンまでJ1の神戸に所属していた和多田は、「個人的にはアピールの場でもある」とこの試合への意気込みを語る。「J1のチームとやってまだ通用するんだぞというところを見せるためにも、自分自身は点を決めたいと強く思ってる」と続けた。環境が変わったことで「Jのときなら自分自身のテンションをあげるだけでがんばれたけど、今はいろんなストレスとの戦いもある。自分のことだけでなく、まわりを助けてあげたりいろんなことを考えながらやっている。そういう中で“平常心”でやることが大事だということを感じた」という。「かなり楽しみだし、やりがいがある」と、より逞しくなったストライカーは秘めたる思いを胸に戦いのときを待っている。

スタメン出場のチャンスをつかんだF東京の選手たちがそのプライドを見せるか…。
「いつかJの舞台で」、または、「もう一度Jの舞台で」と強い思いを胸に秘めるB神戸の選手たちが情熱を見せるか…。キックオフは味の素スタジアムで、午後1時だ。

以上

2006.11.04 Reported by 日々野真理
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