今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【第86回天皇杯4回戦 名古屋 vs 仙台 プレビュー】リーグとの気持ちの切り替えは? 名古屋の左サイドでの攻防がポイント。(06.11.05)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●第86回天皇杯4回戦
11/5(日)13:00キックオフ/瑞穂陸
名古屋 vs 仙台
・J'sGOALでは全試合速報を実施します! 詳細はこちら
----------

 J1リーグ第19節が行われた8月23日の川崎F戦以来の先発出場となった玉田圭司の働きもあって、29節の千葉戦は2−1で逆転勝ち。ストヤノフの退場により数的優位になった事もチームを後押しする要因となったが、それにしても逆転まで持ち込んだのは見事だった。低空飛行が続いてきた名古屋にとってすでにリーグ戦のタイトルは望めない状況となっているが、そういう意味では今季唯一残されたタイトルをかけた戦いとなるこの天皇杯に向けてチームは上向いて来ているはずだ。

 そもそも、今季名古屋が力を発揮しきれなかった理由の一つとして、ケガによるメンバーの入れ替えが挙げられる。選手層自体は厚いものがあるが、フェルフォーセン監督が選手個々の適正を判断し切れていない部分があるのか、適材適所での選手起用で試行錯誤が見られていた。ある意味シーズンを通して選手を育て、そしてベストな布陣を探る作業を続けてきたという見方もできるが、もしそうした背景があるのであれば、監督が目指すものが確固たる方向性を持つ場合、そうした低迷はそれに続く飛躍のためにも必要になってくる。そういう意味でこの天皇杯は、シーズンの集大成としての意味を与えることができると考えている。さすがにビッグクラブである。生半可な戦いはしないのではないかと期待している。

 その名古屋と対戦する仙台だが、こちらは気持ちの切り替えが難しい戦いになりそう。すでに仙台はJ1復帰に向けて、3位以内を確保することが非常に難しい状況となっているが、それに輪をかけるのが、先週末の10月28日に行われたJ2リーグ47節のみちのくダービーである。昇格レースで生き残るという目的もあるが、それよりも山形というライバルを相手に勝ちきれなかったという精神的な痛手も大きいはずだ。そういう意味で仙台はどのように前向きに切り替えていくのかが課題になる。

 そうした両チームのメンタル的な背景をベースにして、試合のポイントを指摘すれば、名古屋にとっての左サイドという事になるだろう。このサイドに位置する本田圭佑だが、すでに名古屋の核として機能してきている。彼のプレーを仙台がどこまで制限することができるのか。またその本田が玉田と見せるコンビネーションも見どころの一つとなりそう。

 対する仙台の右サイドには中盤にロペス。右サイドバックに中田洋介が位置している。その中でも、上下動によるボールを引き出す動きによって起点をつくるロペスは仙台にとっての生命線となりそう。このロペスのポジションで一度ボールが収まることで、仙台は攻撃への切り替えが可能となる。そういう意味では本田とのマッチアップは見物になりそう。

 ロペスがためを作る事ができれば、サイドバックの中田が思い切りよくオーバーラップを仕掛け、そこから攻撃を組み立てる事も可能となる。ロペスのでき次第では、名古屋の3バックの外側のスペースは試合を左右する空間になりそうだ。

 両チームにとってサイドをどう攻略しケアするのか。注目したいと思う。

以上

2006.11.04 Reported by 江藤高志
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着