●AFCアジアカップ2007予選大会 グループA
11月15日(水)19:10キックオフ/札幌ドーム
日本代表 vs サウジアラビア代表
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●オシム監督(日本代表)
Q:サウジアラビア対策を行っていたようだが、出来については?
「今日のような出来なら試合をしないほうがいいですね。負けちゃいます。もちろん選手側にもいろいろな理由があるでしょう。一部の選手は疲れています。肉体だけでなくメンタルでも。一つはあるチーム、Jリーグである結果を達成したチーム。あるいは得るものも失うものも何もないチーム。あと優勝争いをしているチームはタイトルが懸かっている。そういう違いがあるということを考慮することが大事です。代表の試合だけ出ればいいというなら何の問題もない。しかし選手には所属クラブがあって義務や責任が大きい。ただ私の経験から言って、そういう試練は現在の代表チームにとって歓迎すべきだと思っています」
Q:モチベーションでいえば新しく招集した選手は高いはず。そういった選手をどう起用しますか?
「新しく呼んだ選手を全員先発させましょうか? そうすればあなた方も新しく書く素材が増えるでしょう。ですが監督はチームをまとめなければならない。初めて呼んだ選手だってJリーグで順位争いをしている。先ほどのことの繰り返しになりますが、Jリーグの過密日程によって代表はトレーニングの時間が少ないですが、疲労を取るためにリフレッシュする時間もないのです。今になって年間のカレンダーを変えることはできませんが、それは大きな問題でもある。シーズンの開幕を秋にするというのは難しい問題でもあるが、他の国は選手の疲労があまりない時期に大きな大会の予選が始まる。そういった違いを知っておいてください」
Q:我那覇(川崎F)と巻(千葉)という同じタイプのFWを並べる理由は?
「いろいろなコンビネーションの一つだと考えています。選手の招集そのものもテストの段階で、システムもさまざまなものを試しているところ。そのほかにも1トップでいくことも考えていますし、そのためにはシャドーとして控える速いストライカーが必要になります。欧州はそういったシステムを採用しているチームが多いですね。日本人だけで構成するときは、そこで不足が出る。まだ実験途中なんです。どの戦術を選択するかという決断の問題でもありますけど、たとえば今回はけがで呼べなかった選手もいました。播戸(G大阪)もそのうちの一人ですが、インド戦ではいいプレーをしていました。もちろんインドが欧州や南米の強豪と同じ力を持っているわけではありませんが、世界の強豪と互角に戦える準備をしている」
Q:モチベーションが大事だと話したが、戦術的にはどういったあたりが勝敗を分けると考えていますか?
「どういう戦術なら成功するかは試合後でなければわからない。戦術は持っているカードとして考えています。サウジアラビアの選手は非常にクオリティーが高い。そういう、いいところを消すつもりでいます。それからサウジアラビアの選手を驚かせようと思っています。もちろん日本の選手もクオリティーは高い。世界のある程度の水準まではきています。だが日本に限らず国際試合は世界のどの国とやっても楽勝だという相手はいない。相手に対して失礼だし、バルセロナやマンチェスターやチェルシーでも相手を見下すことはできません。代表チームならなおさらです」
以上
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