11月18日(土)J2 第49節 徳島 vs 草津(14:00KICK OFF/鳴門)
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リーグ46節から48節、そして天皇杯4回戦(対新潟・11/4)も合わせて、徳島は公式戦4戦連続で後半早々に失点を喫した。しかもその時間は48分(46節)、46分(47節・48節・天皇杯)と、どれも開始のホイッスル間もなく。ここまでくれば、徳島にとって“後半開始直後”が守備における魔の時間帯であることはもう間違いない。
これまでにも、その時間帯での守りは徳島の大きな課題として幾度となく指摘されてきた。そしてそのたびに、選手個々にも、チームとしても立て直しをしてきたはずであった。しかし、これほどまでに繰り返される結果には、東監督も前節終了後「いつものパターンで注意していたことなのに解決策を見出せないのが現状です」とお手上げ状態。いずれにしても、この課題におけるチームとしての根本的な解決をし切れていないのが徳島の現実と言わざるを得ないだろう。
では、この結果を招いてしまっている要因は一体何であろうか。
改めて客観的に考えると、個々の集中力の欠如、選手間のコミュニケーション不足など幾つも思い当たるが、その中でも『過剰な意識』が最大のそれのように思われる。今季満足のいく戦績を残せずにシーズンを終えようとしている徳島。その戦いを見れば、この4試合同様に、後半開始早々の失点で勝ち点を取り損なった試合が少なくない。そうした試合を積み重ねてしまったために、選手たちが後半を迎えるにあたり「苦手な開始直後は注意しなければ」と意識し過ぎているのではないだろうか。それによってその時間帯のプレーに消極性が生まれ、結果、相手の攻撃を受けて立つこととなり失点にまで至ってしまう…。この繰り返しを徳島の選手たちがしているのではと思えてならない。
もしそうならば、現状を抜け出すには頭の切り替えしかない。苦手なその時間帯を必要以上には意識せず戦うことこそきっと最大の解決策のはずだ。そして今ならそれができる状態にもある。なぜなら、大黒柱の羽地を負傷で欠きはするが、攻撃陣の充実度という部分ではシーズンにおいて最もよいと言えるからだ。事実、最近の敗れた試合においても前半は互角以上の戦いを演じ、好機も十分に創り出している。その攻撃の勢いをそのまま後半もホイッスル直後から発揮すれば、きっとこれまでのような負のサイクルへ陥らずに済むに違いない。
ただ、逆に対する草津としては、その徳島のウィークポイントを突いて何としても勝利を得たいだろう。ここ6試合勝ち星に見放されており、さらには相手がライバル徳島である以上、今節は是が非でも負けるわけにはいかない。「下を向かずにやるしかない」という高田の言葉が表わすように、選手たちのモチベーションはまだまだ十分。「なんとか立て直して、最後にひとつふたつ勝って終わりたい」と語った植木監督のもと、勝利を追求する強い気持ちを全面に出して今節の戦いに挑むことが予想される。
本当は、徳島の課題は前記のような頭の切り替えで解消できるほど簡単なものでないかもしれない。解決に時間を要す、とても根深い大問題のようにも感じられる。しかし、だからと言って今節再び同じ過ちを繰り返しては勝利が遠のく一方だ。課題の解決とサポーターも待ち望む勝利という結果を両立させることは決して容易でないが、来季に繋がるチーム力蓄積のためにも、徳島の選手たちは全身全霊でプレーし、何としてもこの両方を今節成し遂げなくてはならない。
以上
2006.11.17 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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