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【第85回高校サッカー:1回戦 柏の葉会場レポート】期待通りの好勝負となった一戦は八千代に軍配。初出場の尚志はミラクルを期待させる内容で2回戦へ(06.12.31)

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●第一試合
八千代(千葉) 0-0(PK 5-4) 国見(長崎)
12/31(土)12:10 キックオフ/17,000人/柏の葉
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晴天に包まれた12月31日。柏の葉会場で行われた2試合は、ともにスコアレスドローでPK戦にもつれ込む接戦となった。

好カードといわれた八千代と国見が対戦した第一試合。1万7000人の観衆で埋め尽くされたスタンドは、地元・八千代の応援ムードに包まれていた。立ち上がりの15〜20分こそ国見の激しいプレスとマンツーマンでのDFに苦しんだ八千代だったが「マンツーでDFしてくるならスペースが開く。切り替えも大事だと伝えていました」と砂金伸監督。全国の緒戦。相手が国見であったからこそ、選手たちの集中力は高く、徐々に八千代の早くつなぐサッカーを見せ始める。米倉恒貴、下田健輔ら細かいパスワークと一人ひとりの個人力で見せる攻撃は、幾度となくスタジアムを沸かせた。

しかし国見は、「国見は全国慣れしている。最後の場面でのあたりはきつかった」(米倉)と、ペナルティエリア内では決定的な場面を与えず。逆に田中信也や有永一生を軸に、DFラインを高く保つ八千代のウラを徹底的について反撃に転じるも、オフサイドとなりゴールを決めることはできなかった。

そしてPK戦。6人が蹴って2人が外した国見。八千代は1人。決着がついた。国見の持つ強さと、八千代の持つ個人力のぶつかり合いは、選手権の緒戦にふさわしい見ごたえのある試合だった。


●第二試合
尚志(福島) 0-0(PK 4-2) 鵬翔(宮崎)
12/31(土)14:10 キックオフ/6,200人/柏の葉
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続いては登場したのは、初出場の尚志と強豪、鵬翔。たんたんと進んだ試合序盤、固さの見られる尚志に対し鵬翔は大久保勇哉らが起点となり、丁寧にパスをつないでチャンスを作りだす。1試合を通してほぼ鵬翔のペースとなり、角島康介、太田聡の2トップらが果敢にゴールに向かうが、シュートは大きくワクを越えていくばかり。「あそこまで攻めてくるとは思わなかった」と尚志のGK松浦和己は試合を振り返ったが、鵬翔のシュート数は20本を数え、半数近くがフリーでのシュートで決定的といえるものだった。松崎博美監督も開口一番に「FWの決定力がすべて」と話したように、チャンスに決め切れず無得点。これがすべてだったのかもしれない。
一方の尚志はしっかりと守り、内山俊彦、安藤隆也らの速攻やドリブル突破でゴールに迫るが、こちらもゴールまでは届かず。結局スコアレス。

PK戦にもつれると、尚志のキックを先に止めていた鵬翔が勝ちをつかみかけたが、続けて2人が失敗。勝負が決した。

尚志にとっては初めての選手権。緒戦は耐えて耐えて手にした勝利に大きな笑顔の花が咲いた。昨年の大会で、強豪チームを次々に破り聖地にミラクルを起こした遠野(岩手)のように、ひょっとしたらと思わせるようなチームにも見えた。次の八千代との対戦も楽しみにしたい。

以上

2006.12.31 Reported by 青柳舞子
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