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【トレーニングマッチ:草津 vs ホンダロック 草津レポート】キャンプ打ち上げまで残り1週間。トレーニングマッチというサバイバルレースが幕を開けた。(07.02.10)

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●トレーニングマッチ
2007年2月10日(土)15:00/清水台総合公園
草津 4-1 ホンダロック
得点者(草津のみ):'10 松浦宏治、'63 佐藤正美、'73 後藤涼、'80 佐藤正美
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1月29日から始まった宮崎キャンプもスケジュールの3分の2が終了し、残すところあと1週間。レギュラー確保に向けて過酷な練習を積み重ねてきた選手たちにとっては、この1週間が生き残りをかけた7日間になることは間違いない。
「キャンプで取り組んできたことを確認すると同時に、練習試合の対戦相手のレベルを上げていく中で、選手たちが激しいスピードやプレッシャーに対応できるかを見極めていく」と植木繁晴監督。草津は10日から16日のキャンプ最終日までに計5試合のトレーニングマッチを行う予定で、今日のホンダロック(Kyuリーグ)との試合がサバイバルレースの実質的な幕開けとなった。

今季、チームの約半数が入れ替わった草津は選手の組み合わせを試す意味で、前半と後半でメンバーを替えて、この試合に挑んだ。
 
【前半メンバー】
FW マーロン、松浦
MF 里見、秋葉、中井、鳥居塚
DF 寺田、チカ、藤井、小林
GK 本田

前半のメンバーのポイントは、今季、攻撃的なポジションに配置された鳥居塚伸人。そして、ブラジル人FWのマーロン。そして、背番号10を託された新司令塔・中井義樹だった。草津はキックオフと同時にラインをコンパクトに保ち、アグレッシブなプレスを展開。10分にはそのプレスからゴールが生まれる。鳥居塚が鋭い出足でホンダロックのDFラインからボールを奪取すると、ゴール前の松浦宏治へラストパス。それを松浦が落ち着いて決め、草津が難なく先制する。しかし、それからの時間帯は決して褒められるものではなかった。プレスで相手を囲い込むものの、あっさりかわされてカウンターを喰らうシーンが続出。中井はゲームコントロールに加われず、攻撃面ではマーロンが前線で孤立。チームが目指すサッカーは影を潜めた。20分にはホンダロックにPKを献上し、1−1のまま前半を終えた。秋葉忠宏は「トレーニングでやってきたことができなかった」と振り返った。

【後半メンバー】
FW 佐藤正、後藤
MF 佐藤大、櫻田、練習生、桑原
DF 寺田、尾本、田中、佐田
GK 北(65分から常澤)

後藤涼、桑原剛、佐藤大基など豊富な運動量が「売り」の若手選手を揃えた後半も、プレスの網が緩く、開始直後から10分まではリズムをつかみきれない。だが、ゲームが進むに連れて、ボランチの櫻田和樹らが効果的なパスをスペースへ展開。しだいにホンダロックを追い詰めていく。63分、中盤からの鮮やかなワンツーを受けた後藤がゴール前まで持ち込み、佐藤正へラストパス。佐藤正が追加点を奪うと、73分には桑原のFKをクイックで受けた後藤が3点目。80分には佐藤正がダメ押しの4点目を奪い、勝負を決めた。

1ゴール1アシストの後藤は「ポストプレー、裏への飛び出し、ラストパス。この3つが自分の役割。今日は結果が出たが、チームがギクシャクしていた時もあった。コンビネーションが合えばもっとよくなるはず」と話した。指揮官がゲキを飛ばすシーンは前半に比べて、著しく減少。課題は残るものの、チームの方向性が見えた後半となった。
 
試合後、指揮官が残した「チームのレベルは間違いなく上がっている」という言葉に間違いはない。ただ、この試合をベンチで見守っていた高田保則が「ハマるときはいいが、ズレたときのリスクも大きい」と話すように、波があるのも事実だ。今季の基本布陣は4−4−2。「波」を最小限にするには果たして、どの選手の組み合わせがベストなのか。レギュラーが白紙となっている今、その選択が重要となってくる。指揮官は、最後の1週間で、この「難解なパズル」に挑むことになる。

以上

2007.02.10 Reported by 伊藤寿学
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