5月23日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
大分 1 - 3 磐田 (19:00/九石ド/9,741人)
得点者:'37 茶野隆行(磐田)、'52 カレンロバート(磐田)、'80 カレンロバート(磐田)、'83 金崎夢生(大分)
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「少ないチャンスをものにした磐田。チャンスをものに出来なかった大分。その差だ」試合後の記者会見でシャムスカ監督は悔しそうにこう語った。「喉から出るほど欲しかった勝利」大分はクラブ史上初の決勝トーナメント進出の切符を目の前にして、自らチャンスを逃してしまった。
大分は出場停止のMF高橋大輔以外は、連敗を止めたリーグ川崎戦のメンバーのいいイメージで試合に臨んだ。サポーターの横断幕は川崎戦の「ヤレ!」に引き続き、ただひとつ「一丸突破」。サポーターの色んな想いがこのメッセージに込められていた。勝って川崎戦での勝利が偶然でなかったことを証明したい。選手たちも苦しい時ずっと支えてくれたサポーターに勝利をプレゼントしたかったはずだ。
対戦する磐田はすでに予選敗退は決まっているものの、「大分を尊重して戦った。」というアジウソン監督は、リーグ戦とは大きくメンバーを変えず、ほぼベストメンバーで挑んできた。磐田は前日の大分移動で東名高速道路の事故渋滞などがあり、急遽、空路を変更するなどし、8時間以上かかって大分入りなどのアクシデントに見舞われたが、「そういう時こそ、力を発揮せねば。」とベテラン中山雅史らが選手を鼓舞し、試合に臨んだ。
立ち上がりは大分ペースだった。しっかりと守り、積極的にボールを奪いにいきカウンター。大分の勢いに磐田はファウルで止めるしかなく、大分には幾度となくFKの機会も与えられた。しかし、そのFKも相手の壁に阻まれ、ゴール前の決定的なチャンスも外し、次第に大分に焦りが見え始めた。そして前半37分。左CKから磐田・DF茶野に決められ先制を許す。磐田はこの日、初めてのシュートチャンスを確実にものにした。
後半7分、さらに磐田は大分DFを振り切り、FW中山雅史のポストプレーからFWカレン・ロバートが右足で蹴りこみ、追加点。大分は反撃に出ようと後半30分、DF福元洋平に代えFW小手川宏基をいれて2バック気味にし、攻撃の層を厚くしたが、逆に、同35分には大分DFのクリアミスから、すかさず反応したFWカレン・ロバートがダメ押しの3点目を入れ、大分は苦しい状況に。
それでも、最後まで勝利を諦めず、途中交代した高校ルーキー金崎夢生が後半38分左サイドからドリブル突破し、自ら右足で決めた。この若きルーキーの執念に一筋の希望を見出せたことは今後の大分にとっては救いである。
試合後、「単なる消化試合にしたくなかった」と、予選敗退にも関わらず、最後まで勝負を諦めなかった39歳中山雅史の語った言葉が心に響いた。
以上
2007.05.24 Reported by 森田みき
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