6月17日(日)J1 第15節 F東京 vs 浦和(16:00KICK OFF/味スタ)
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「明日は、たくさんの方が来てくれるから選手にとっては良いモチベーションになるだろうね。試合も面白くなるんじゃないかな。でも、レッズにとって面白い試合じゃ良くない。アウェーでの清水戦で良い試合ができたし、それを続けていきたい」(原監督)
明日の味の素スタジアムは、ビッグマッチを期待するサポーターで埋め尽くされそうだ。FC東京は、清水戦の勢いを昨年のチャンピオンクラブ相手にぶつけることが出来るのか。混戦の中位グループに加わるためにも、勝ち点を加えたいところだ。
F東京は、公式戦中断期間にワンチョペを先発メンバーから外し、動きの量を増やすためのトレーニングを重点的に行った。清水戦では、チーム全体の運動量が上がり、試合の主導権を奪うことに成功した。清水戦で注目すべきは前線の3人。ルーカスがサイドに流れ、中央のマークがルーズになったところを川口、鈴木規の両ワイドが突いていった。前線の3人が連動して動くことで、これまで単独突破に偏りがちだった攻撃に、厚みがでてきた。
「ノリオは、中に入っても良い動きをするようになったし、右に移ってもシュートの意識を失わなくなった。川口は例え調子が良くなくても本当に良く動く。あれだけ動いてくれると周りも助かるよね」と、原監督も両ワイドの運動量と、献身的な動きを絶賛する。浦和は、ボールを奪われてからの切り替えが速く、危険エリアを確実に埋めてくる。前線の動き出しの速さが得点を奪うためには欠かせない。また、前線が生み出すスペースを2列目、3列目の選手が上手く使いたいところだ。守備ではここ数試合、対戦相手の多くがロングボールを使って藤山と今野のセンターバックを狙ってくる傾向が強い。これまでは、チャレンジ&カバーを徹底させて上手く対応してきたが、浦和のワシントン相手に持ちこたえることが出来るかがキーポイントになりそうだ。
一方の浦和は、A3とのタイトなスケジュールで、コンディション調整は厳しい状況にある。この試合に向けてキーパーソンが2人いる。一人は、FWの田中達也。A3で戦列復帰し、前線に「スピード」を加えた。「今年、レッズに欠けていたのはスピードだった。田中の復帰は大きい。独特の切れ味があるからね」とF東京の原監督も警戒を強めている。もう一人は、イタリアセリエA・シエナへの移籍問題に揺れる長谷部誠だ。長い距離のドリブルと、前線へのパスの供給源として期待が集まる。浦和にとっては、ワシントン、ポンテのホットラインに田中と長谷部を加えて停滞しがちだった攻撃を活性化させたい。
両チームにとって、リーグ中断前の鍵を握る試合は16時、満員が予想される味の素スタジアムでキックオフする。
以上
2007.06.16 Reported by 馬場康平
J’s GOALニュース
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