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【J1:第15節 G大阪 vs 名古屋 レポート】後半、リスクを負って反撃に出たG大阪が、追随する名古屋を突き放す勝点3を手に!(07.06.16)

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6月16日(土) 2007 J1リーグ戦 第15節
G大阪 3 - 1 名古屋 (16:04/万博/20,473人)
得点者:'7 増川隆洋(名古屋)、'63 バレー(G大阪)、'75 シジクレイ(G大阪)、'84 バレー(G大阪)

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■注目プレイヤー: バレー選手(G大阪)
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 7分、セットプレーから名古屋DF増川に決められた先制弾がG大阪に、重くのしかかる。特に前半はそれを痛感させる展開。アウェイながら名古屋ゴール裏を赤く染めたたくさんのサポーターの声援に応えるかのように、チーム全体のオーガナイズが感じられる中、守ってカウンターの形をより強めた名古屋に対し、ボールを奪っても相手の守備を崩すようなラストパスを送り込めないG大阪。常にゴール前で数的優位の守備を敷かれ、孤立ぎみになったFWバレーやFWマグノアウベスも沈黙せざるを得ない状況に陥ってしまう。
22戦続いている「ホーム戦不敗神話」がこの一戦で崩れさってしまうのか。あるいは、今季最多の入場者数20,473人を集めた万博でミラクルを起こすのか。0−1で迎えた後半に注目が集まる。

 後半、G大阪はFWマグノアウベスに代えて、FW播戸を、DF安田に代えてMF家長を投入。「ボールは動いているが人の動きが足りない(西野監督)」前線にフレッシュな顔ぶれを据えて、勝負に出る。これにより、MF遠藤をボランチに、MF橋本を左サイドバックに据えるが、このスイッチが前半は沈黙を続けたG大阪の攻撃を蘇らせる。人とボールがスムーズに動き始め、立ち上がりから「負けられない」気持ちがピッチから感じられる中、2分にはFWバレーがいきなり決定機を迎えるが、これは相手DFにブロックされて打ち切れず。その直後、MF橋本のシュートもGK楢崎の手中に収まる。4分にはGK楢崎が飛び出した無人のゴールにFW播戸が緩やかなループシュートを放つが、ゴールをとらえられない。だが、明らかにリズムはG大阪にある。

 一方の名古屋はG大阪のリスクを負った攻撃に、徐々に押し込まれ、ずるずるとラインを下げて行く。攻守におけるオーガナイズが見られた前半とは違い、後半は守備ラインも低く、全体が間延びしてカウンターも効力を発揮しない。ボールを奪っても、高く敷かれたG大阪の守備網につかまり、フィニッシュまでの形を作りきれないといった印象だ。
 そうして名古屋が受け身に回った時間帯を見逃さず、63分、G大阪は右サイドのDF加地のクロスをFWバレーが頭で合わせ、待望の同点弾。これで再び万博は再びヒートアップし、G大阪が攻撃の形を作り出す度に万博スタジアムが大きな歓声とどよめきで揺れる。

 となれば、勢いは止まらない。75分、MF遠藤の右コーナーキックをDF山口がヘッドで合わせ、GK楢崎がこぼしたボールをDFシジクレイが右足で押し込みゴール。守備の職人、DFシジクレイの気迫のこもったゴールにより逆転に成功すると、84分には左サイドで粘ってボールを奪ったFW播戸がドリブルで前線へ。中央へ出されたパスをFWバレーが狙い澄まし、思い切り良く放ったシュートは豪快にゴールネットをとらえ3-1と突き放す。
 首位を走るチームの自信とプライド。その両方を後半のピッチでしっかりと示したG大阪が逞しく、逆転勝利をもぎ取った。


以上

2007.06.16 Reported by 高村美砂
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