6月20日(水) 2007 J1リーグ戦 第16節
柏 0 - 1 鹿島 (19:04/柏/10,273人)
得点者:'89 マルキーニョス(鹿島)
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「質疑応答からお願いしたいと思います」
Q:前半から数的有利になったにも関わらず、仕掛けが遅かったように思いますが?
「選手たちには、駆け引き、あるいは流れの中でいろんな部分があるということを説明してきました。
ここ日立台でやるとき、レイソルは今季4戦全勝、10得点無失点という結果を残している。サポーターの応援を強みにしてくる。そういう流れの中で、相手のサポーターに押され、そのプレッシャーから慌てたプレー、質の悪いプレーや、急いでしまって精度に欠けたプレーをしないように心がけよう、自分たちのプレーをしっかりとやろうと、今週このゲームに向けたトレーニングをする中で選手たちに話してきました。また相手が10人になったからといって、そこで慌てて前へ前へと急いでしまったら、ゲームプランが崩れてしまうから、落ち着いてやっていこう、そういう想定もあるんだということも話していました。予想されたことが起きてしまいましたが、そこでうまく選手たちがその状況を理解し、落ち着いて消化できたんじゃないかと思います。
ハーフタイムに、戦術的なポジショニングを変えました。ひとつは田代選手をワントップにして、両センターバックを引き付ける、もうひとつは、マルキーニョス選手をサイドに展開させ、逆サイドに本山選手あるいは野沢選手を配置して、ワイドに開かせる。そうすることによって、(柏の)両サイドバックが上がれない状態をつくり出す。同時に中盤の配置を変えることによって、中盤を支配することを、狙いとして選手たちに伝えました。
一人少ない相手は徐々に運動量が落ちていくだろうから、こちらが相手を押し込んでいく時間帯が増えるだろうというのが私の予想でした。そこで増田選手に代えて興梠選手を送り出し、野沢選手のポジションを一つ下げて、興梠選手にサイドを突破させる、あるいはサイドで相手を引きつけて、2対1、3対1の数的有利の状況を作るということを求めました。その状況がだんだん増えていくと、相手が自陣(鹿島陣内)にボールを運ぶ回数も減っていくだろうと。そうすれば、セットプレーなり流れの中からの得点チャンスにつながっていくから、慌てずにやろうという話をしました。
だんだん相手がハーフラインを越える回数が少なくなってきましたし、相手が11番(阿部吉)を入れましたが、彼のスピードを生かすだけで、裏のボールをケアすれば何も問題ないだろうと。最後、相手はもう(前に)来ないだろうということで、佐々木選手を入れて勝負に出ました。
やはりその時間帯で先制点が取れてなかったわけですから、攻撃的な選手を投入していって、チャンスをうかがうという形でやっていきたいと。最後はいい形で点を取って勝利することができました。
監督として、勝ったときの話をするのは簡単なことです。使える手を全て使って、結果が出ればそれは采配が功を奏したという(プレスの)皆さんの解釈になると思いますけど、今日、もしこれだけ手を尽くして勝利することができなかったら、逆に「采配が的中しなかった」と言われてしまうでしょう。皆さんと今後お付き合いする中でいい関係を築き上げていきたいので、単純に勝ったときだけ褒めてもらうんじゃなくて、負けた時もそれだけのことをやったんだということを、詳細にわたって理解してもらえればと思います。
選手たちにも話をしていたのですが、やはりサッカーは最後まであきらめずに戦うべきスポーツであると。2節前、大分戦で勝利を手中にしかけていたところで、残り10秒で失点してしまって引き分けました。今回は残り10秒で勝利を手にしました。サッカーは最後まで集中を切らさずにプレーすることがいかに大切かということを教わりました。
大分戦では勝利を確実にするためにいろいろな手を尽したにもかかわらず、引き分けてしまった。今日は勝利を手にするためにいろいろな手を尽くし、勝利することができた。両極端の状況です。サッカーはこれほど面白いスポーツであり、選手たちは、たった10秒の中にいろいろな意味の教訓があることを学んだと思います」
以上
J’s GOALニュース
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