6月20日(水) 2007 J1リーグ戦 第16節
浦和 2 - 0 神戸 (19:05/駒場/16,709人)
得点者:'38 田中マルクス闘莉王(浦和)、'44 ポンテ(浦和)
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■注目プレイヤー: 田中 達也選手(浦和)
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「決めるべきところでなかなか決められなかったのは課題。前半はもっと点が取れていてもよかった」(浦和:オジェック監督)。
前半を2点リードで折り返した浦和だが、チャンスを確実に生かしていれば、もっと点は入ったはず。終わってみれば2対0と勝利、ホームでは実に4月7日の磐田戦以来(※4月11日のACL・上海戦は除く)74日ぶりの勝点3奪取にスタジアムは沸いたものの、どこかスッキリしない部分もあった。
もちろんA3から帰国後、前節のFC東京戦といい、今節の神戸戦といい、内容は勝ち切れない試合が続いた5月の戦いぶり(7試合1勝6分け)に比べ、好転しているのは確か。だが、得点以上にチャンスを逸している場面が目立つ。
とくにこの日、不調をかこったのはワシントン。ペナルティエリア内で6本のシュートチャンスを得ながらもゴールできず。28分には、田中達が獲得したPKを自ら志願してキッカーを務めたものの、シュートコースは甘くGKに阻まれた。
挙げれば切りはないが、17分にはポンテのFKにフリーの闘莉王がゴール前で合わせるも、得意のヘッドは枠を捉えることはできず。24分には、エリア内でこぼれ球を拾った相馬が左足を振り抜くもシュートは惜しくもサイドネットへ飛んだ。
ただ、それでもやはり勝利という結果を出したことを評価すべきか。ここ2試合、内容が好転した要因には田中達の復帰があるが、前線にひとりの小柄なスピードスターが入ったことで、浦和の攻撃は激変したことは間違いない。ともすると、この日の2得点もいずれも田中達が生み出したともいえるかもしれない。
38分の左CK、ポンテ→闘莉王のヘッドで奪った先制点も、そのキッカケは田中達のドリブル突破からつかんだチャンスがもたらしたもの(田中達のパスを受けたポンテのシュートがGKのセーブに遭ってCKへ)。そして43分のポンテのゴールは、田中達が獲得した2本目のPKによるものだった。
「奪ったあとの展開、中央、サイドからの攻めはバリエーション豊富だった。だが、フィニッシュの部分は修正が必要」(オジェック監督)。2点取ったうえでの贅沢な悩みだが、浦和の課題は改めて浮き彫りとなった。
一方、神戸は立ち上がりの数分間こそ出足のよさを見せたものの、その後は尻すぼみ。6分、10分と大久保が立て続けにシュートを放つなどリズムをつかみかけたが、得点までは至らず。2トップのレアンドロと近藤も90分を通してチャンスすら得られず、後半はボール保持率こそ上がったものの、記録をみればシュートはわずかに1本だった。
松田監督以下、神戸の選手からは、王者浦和を相手にしたことで、「メンタル面で受けに回ってしまった」との反省の弁が聞かれたが、欠けていたアグレッシブさ。みすみす勝利を放棄してしまった、そんな戦いぶりが惜しまれた。
以上
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