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【J2:第23節 山形 vs 福岡 プレビュー】前節でつかんだきっかけを勝ち点に結びつけたい両チームの対戦。再浮上の権利を得るのは山形か?それとも福岡か?(07.06.22)

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6月23日(土)J2 第23節 山形 vs 福岡(14:00KICK OFF/NDスタ)
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 第1クールを1位で通過した福岡と、2位通過の山形。しかし、第2クールの8試合で得た勝ち点は、ともに13チーム中ワーストの6。今季2度目の対戦は、5位と6位のポジションで迎えることになった。この両チーム、状況は違うものの、互いに前節で復活への手がかりをつかんでいる。この手がかりを、より大きなものにできるのか。それとも瞬く間に潰され、低迷の道に逆戻りすることになるのか。この試合がもたらす結果は、想像以上にくっきりと明暗を分けるものになりそうだ。

 第2クール初戦の愛媛戦で勝利し暫定首位に立った山形は、決定機を多くつくりながら決めきれない試合や、こらえるべきところで失点する試合が積み重なった結果、翌節から7試合勝利なし。特に京都、水戸、C大阪に敗れ、今季初の3連敗中だ。水戸に敗れたあとは、敵将の前田監督にも「チームとして、バラバラになってきたと感じた」と指摘されるほどで、このまま抜け出せない深みにはまる危険性も否定できない状態だった。

 ただ前節、0−1と敗れたC大阪戦は、浮上の手ごたえとしては十分なものだった。第1クールで上位に立ったことから対戦相手が研究してくることが予想され、それに打ち勝つために相手以上のスカウティングを実践してきたが、結果として相手に合わせ過ぎたことで、自分たちの良さを出すパワーが弱くなっていた。その反省を受け、原点に戻ろうと臨んだC大阪戦では前から連動したプレスが機能し、奪った後もスペースでつなぐ狙いどおりの展開に持ち込んだ。
「我々がこれまで戦ってきたサッカーを思い出すことができた」「積極的にボールを奪って出ていく形は何度もつくれていた。あと一歩のところまで来ている」と樋口監督からも前向きな発言が聞かれた。

 進むべき道を再び思い出した山形は、今節、それを勝ち点という結果につなげたい。そのために必要なのは、ゴール前での精度の高い攻撃。早い切り換えから高い位置でポイントをつくり、中央突破とサイドへの展開を使い分けることで、ゴール前で優位な状況をつかみたい。
 
 福岡は前節・草津戦の勝利で連敗を2で止めた。第2クールに入りようやく2勝目。「自分たちのミスもあったし、向こうのペースで結構やられていた」(久藤)と言うとおり、福岡のポテンシャルを考えれば内容は決して満足できるものではない。それでも、3試合ぶりに得点したこと、第2クールに入って初めての相手を無失点に抑えることができたこと、そして勝ち点3を取ることができたことは、再浮上の大きなきっかけになり得る。

 この苦しい試合のなかで要所で光ったのはベテランの存在だった。先制のPKは、久藤から久永へのダイレクトプレーで得た。また、久藤が決めた2点目は布部からのスルーパスから生まれている。ゴール前に張り一発をもっているリンコンや、中盤を動き回るアレックス、さらに右サイドを縦に突破する田中の存在も相手にとって脅威だが、久藤、布部が前を向いてボールを持ったときの怖さもそれに劣ることがない。福岡はボールを動かしながら、この2人にフリーで仕事をさせる機会を多くつくりだしたいところだ。

 第1クールでの対戦(第2節)では、久永の途中投入が当たった福岡が試合終了直前のPKで追いつき、1−1で勝点1を分け合った。

内容で得た手ごたえを次は勝ち点につなげたい山形と、勝利という結果を内容改善に結びつけたい福岡。これまで幾度となくドロー劇を積み重ねてきた両者の戦いは、最高30度近くが予想される気温と併せて、タフさが求められる試合になりそうだ。

以上

2007.06.22 Reported by 佐藤円
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