6月24日(日) 2007 J2リーグ戦 第23節
京都 2 - 1 水戸 (18:04/西京極/2,841人)
得点者:'28 田原豊(京都)、'49 オウンゴ−ル(水戸)、'56 パウリーニョ(京都)
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大雨の中、すべるピッチで苦しみながら京都が水戸のミスを逃さず決めて連勝を果たした。お互いに悪条件の中チームカラーを出そうとしたが課題も多く残された試合となった。
京都は出場停止のチアゴに代わり角田誠がセンターバックに入り、水戸は鈴木良和のいた右サイドハーフに椎原拓也が入る以外は不動のメンバーで臨む。
序盤にリズムをつかんだのは水戸。村松潤、小椋祥平ら中盤からの裏を狙うパスに迷いなく積極的に飛び出し、勢いで京都を押し込んだ。
京都は中盤でパスをつなごうとするが大量の水を含んだピッチでは巧くいかず主導権を握れない。
20分過ぎからお互いにポゼッションを見せ始めるが、京都・美濃部監督が試合後語った通り「連続していいプレーを行うのが難しい」状況に変わりはなかった。
パスがつながらない状況で、ミスを逃さず決定機まで持ち込んだのは京都だった。
28分、自陣で水戸のボールをカットし、すばやくつないで右サイドのスペースへ、パウリーニョがこれをマイナスに折り返し、徳重隆明へ。徳重がダイレクトで中央に浮かすと田原豊がバックヘッドで逆の左サイドへ落とし、そこに走りこんだのが斉藤大介。斉藤が中へ折り返すとそこにはフリーの田原が。頭で冷静に押し込むと、田原の2試合連続ゴールが京都の先制点となる。
水戸も30分に金基洙がミドルシュートを、39分、42分には金澤大将が持ち込んでシュートを放つがゴールならず前半を終える。
しかし後半4分。京都は、CKからディフェンスが処理を誤りオウンゴール、水戸に同点を献上してしまう。
この西京極の嫌な空気を変えたのは56分、パウリーニョだった。水戸ディフェンスのポゼッションのもたつきを逃さず奪いドリブルで持ち込むと吉本岳史が前にいるにも関わらず左足を振りぬき水戸ゴールネットを揺らし、2-1とした。
水戸は西野晃平(59分)、遠藤敬佑(81分)を投入し、前線に素早くボールを供給し勝負を仕掛ける。しかし、バイタルエリアでのフィニッシュが遠く決定機を作れずにタイムアップ。水戸の連勝は2でストップ、京都は連勝を勝ち取った。
試合後、水戸の前田監督は、後半、前線へのパス供給ができたことに「進歩している」としながらも、フィニッシュが少なかった点を「バイタルエリアでの工夫と個人(の技術、判断力)の差」と見解し、手応えと課題を掴んだ様子を見せた。
京都は試合後、斉藤大介が「もっとつながなければいけない」と口にし、秋田も「雨の中でセーフティになったがもっとつながないといけない」と課題を話した。今日のゲームではピッチの状態が悪く、ポゼッションよりも単純な縦の攻撃の方が良かったという面もあったが、選手個々は「ゲームを作らなければいけない」という課題を強く明確化したようだ。
京都は次節、4位湘南と対決。3連勝か、それとも3位を明け渡すことになるのか、注目の1戦となる。
以上
2007.06.25 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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