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【J2:第23節 草津 vs C大阪 レポート】ゴールが遠い草津は4試合連続無得点で2連敗。C大阪は4試合連続無失点で4連勝。(07.06.24)

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6月24日(日) 2007 J2リーグ戦 第23節
草津 0 - 2 C大阪 (19:03/群馬陸/3,665人)
得点者:'72 苔口卓也(C大阪)、'77 古橋達弥(C大阪)

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 両チームがここ数試合で繰り広げた内容が、そのまま試合結果となって表れたゲームだった。得点力不足に悩む草津はポゼッションこそするもののゴールが遠く、4試合連続無得点で2連敗。一方のC大阪は要所を締めた戦いぶりを実践し4試合連続無失点で4連勝を飾った。訪れた決定機は互いに多くはなかったが、チャンスを逃さなかったC大阪に軍配が上がった。

 3試合連続ノーゴールという嫌な流れを断ち切りたい草津は、氏原を頂点として右に松浦、左に佐藤という3トップを形成。トップ下に櫻田を配置する4−2−1−3の攻撃的なシステムで、ベーシックな4−4−2を敷くC大阪に挑んだ。序盤は草津のペースだった。激しいプレスで奪ったボールを小刻みにつないでチャンスを演出。両SBの鳥居塚、寺田からのクロスでゴールへと迫る。しかし、C大阪が草津のシステムを把握し始めた20分過ぎから、草津の攻撃は迫力を失っていく。「相手の守備が揃う前に攻めきるスピードが必要だった」(植木監督)。

 28分、C大阪はカウンターから苔口が自慢の快速を披露。右サイドを稲妻のように切り裂くと、チカを簡単に振り切ってクロスを上げる。得点には至らなかったが草津へ与えたインパクトは大きく、それを機に草津の両ウイングは守備に追われることになる。機能しない3トップに堪りかねた植木監督は後半から、4−4−2のシステムに変更。仕切り直しを図るがチャンスを決めきれず時間は進んでいく。

 試合を決定付けるゴールはセットプレーから生まれた。72分、C大阪がゴール正面ペナルティアーク付近でFKを得る。古橋、ゼ・カルロス、香川がボールを囲むとコンビネーションプレーからゼ・カルロスが左足で強烈なシュート。GK本田が左手を伸ばしブロックするも、そのこぼれ球に苔口が反応。必死に滑り込んだチカのタックルよりも先に右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らしてみせた。草津としては、本田が好セーブを魅せただけにクリアしなければいけないボールだった。こぼれ球をきっちりと決めたC大阪に対して、草津には勝負への甘さが垣間見えた。

 草津はその5分後、DFのミスから古橋にゴールを献上。2点のビハインドとなったチームは捨て身の攻撃を見せ、2度3度の決定機を迎えるが肝心のシュートが枠に飛ばず、スタンドからはため息の連続。そしてゴールを奪うことなく無情のホイッスルを迎えた。「点が取れないと勝ち点3は取れない。流れの中でダメならセットプレーからでも決める必要がある。セレッソはそういう所ができていた」(秋葉)。
  
 草津を完封で下し4連勝となったC大阪は、勝ち点を奪うための術を身につけてきた。柳沢が「攻撃陣はセットプレーの練習をかなりやっている」と話したが、セットプレーが得点源になっていることも大きい。クルピ監督は「J1復帰を果たすには奇跡を起こすしかないが、私たちにはそれができる自信がある」と語った。奇跡を引き寄せるためには、連勝をさらに伸ばす必要がある。

 またしてもゴールを割ることができずに2連敗となった草津だが、目指す形は見えている。次は、その形をゴールへとつなげる執念を見せて欲しい。いや、見せなければならない。「大事にやろうとしているのか攻撃に迫力が感じられない。点が入らないのは力不足に集約されるが、原因が必ずあるので追求しないといけない。もうごまかしは利かない」と佐野コーチ。草津は今、1点の重みをしっかりと受け止めなければならない。

以上

2007.06.25 Reported by 伊藤寿学
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