6月27日(水)J2 第24節 湘南 vs 京都(19:00KICK OFF/平塚)
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時折雪がちらついた3月の西京極において、湘南はひとつの手応えを得た。開幕戦で仙台に逆転負けを喫したばかりだったが、さっそく守備を確認し、気持ち新たに臨んだ京都戦で0封を演じたのである。「今日が開幕戦という感じだね」と斉藤俊秀が笑みをこぼせば、坂本紘司も「連動して守れた今日の闘い方がうちのチーム」と胸を張ったものだ。もちろんゴールが奪えずスコアレスドローに終わったことで手放しの喜びはなかった。パウリーニョを中心とする相手の攻撃に脅かされた事実も無視できない。だが足場となるチームディフェンスに早い段階で自信を見出せたこの試合が、以降の闘いの糧となったことは疑いなかろう。昨季、相手を0に封じたゲームがシーズンを通して8試合しかなかったチームは、1年の半分にも満たない現時点ですでに9の無失点ゲームを演じている。
その後、湘南は堅守をベースにビルドアップを詰めて攻撃力を増し、さらに現在はより主導権を握るべくポゼッションサッカーにも力を注ぐ。ちょうどポゼッションの意識をチームとして高めた第20節の水戸戦から、3連勝と結果も残している。ただひとつ残念なことに、前節の徳島戦では先制点を奪ってから意図するポゼッションが消極的なそれに取って代わってしまった。ホームでの敗戦を免れたい相手の圧力に対し、次第にラインが下がり、幾度か決定機まで持ち込まれてもいる。幸い、徳島のプレーの精度に助けられ、また山口貴弘のJ初ゴールもいい時間帯に飛び出し事なきを得たが、新たなチャレンジの途上で課題も見えたゲームだった。3位・京都と対峙する今節は、難しい試合を制した前節までのよい流れをうまく持ち込みたい。
一方、平塚に乗り込む京都も福井で仙台に快勝して以来、連勝を刻んでいる。瞬発力を備え、得点ランク2位の11ゴールを叩き出しているパウリーニョはもとより、徳重隆明や倉貫一毅ら攻撃陣とその連携による得点力が相手ゴールを脅かす。さらに2戦連続ゴールを沈め、そのポテンシャルを発揮しつつあるFW田原豊の存在も見逃せない。京都はシーズン序盤こそ下位チームから白星を取りこぼした感があったが、上位陣を撃破するあたり、チーム力の逞しさが窺える。これには湘南・菅野将晃監督も警戒を隠さない。
今節、起点を求める両サイドの攻防は激化するだろう。またパウリーニョとアジエルのエース対決も見ものだ。加えて湘南は好調の原竜太が出場停止となるため、トップに誰が抜擢されるか、布陣を含めて注目したい。思えば菅野監督は前回の試合後、「次はうちが勝てるようにしたい」と語っている。札幌の背を追って勝点2差にひしめく上位対決、濃密な90分間となりそうだ。
以上
2007.06.26 Reported by 隈元大吾
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