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【J2:第28節 福岡 vs 仙台 プレビュー】J1昇格を狙うライバル同士の直接対決。勝ち名乗りをあげるのは福岡か、それとも仙台か?(07.07.15)

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7月15日(日)J2 第28節 福岡 vs 仙台(19:00KICK OFF/博多球)
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-【お知らせ】J2グランプリは台風の影響によりJリーグの試合開催が流動的となった為、J2第28節は不成立といたします。既に投票いただいた皆様は、ご了承ください。-
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 福岡が抱えている最大の課題は上位陣に勝てないことだ。前節の札幌戦に敗れたことで、札幌、京都、仙台との対戦成績は1分6敗。それが、そのまま現在の順位と勝ち点差に反映している。振り返ってみれば、いずれの試合も紙一重。有利に進めた試合を自滅の形で失った試合も多い。もちろん、理由のない敗戦はありえないが、それにしても実態を反映しているとは言い難い偏った成績は、技術・戦術以外に「何か」が足りないことを意味している。その足りない「何か」を手に入れるため、福岡は仙台戦に全てをかけて戦う。

 第2クール終盤の戦いを見る限り、福岡は一時の不振は脱したと見ていいだろう。不用意にボールを蹴り出すシーンが減り、試合の流れと相手の出方を見て、つなぐところと、シンプルにプレーするところのバランスが良くなったのがその理由だ。加えて、左サイドで突破を仕掛ける久永辰徳、相手にとって常に危険な存在であり続ける右サイドの田中佑昌と、両サイドのアタッカーも好調。攻撃的な仙台の両サイドとの主導権争いは目が離せない。

 課題を挙げるとすれば、セットプレーの守備と後半の戦い方。特に、運動量が落ちる後半にバイタルエリアの守備が甘くなるのは気になるところ。札幌戦でも、このスペースをダヴィにいいように使われたことが敗戦の遠因になっている。CBを含めて、このスペースをどうやって消すか、あるいは、交代枠を有効に使って守備を安定させることが勝利への条件。ボランチとしての可能性を感じさせている山形恭平や、コンディションを上げてきている中村北斗を、いつ、どこで使うかもポイントのひとつになりそうだ。

 一方、博多の森に乗り込んでくる仙台も、上位陣に勝てないという傾向は福岡と同じ。攻めに出たときの後方のリスク管理に課題を残しており、第2クールは、いまひとつ思い通りの戦いができなかった。前節の東京V戦でも、いい時間帯を作りながら1−4と大敗。福岡との試合は仕切り直しの一戦になる。しかし、中2日で迎える試合に多くのことは修正できない。そんな試合を「気持ちを変えること」(望月達也監督・仙台)で乗り切るつもりだ。

 そして望月監督が選手に求めるのは、自分たちの目指すサッカーを継続すること。「今日が明日になったからといってそれがすぐに変わるということはない。自分達の考えていることをしっかり続けること」と語る。ゴールを狙うあまりに攻め急ぎ、攻撃が中央に偏ってはチャンスも得点には結びつかない。攻守のバランスを取って攻撃を組立て、ロペス、梁勇基で作るチャンスを両SBが効果的にフォローすることが欠かせない。

 J1復帰を果たすためには、上位陣に対して勝ち星を重ねなければならない福岡。逃げる札幌、走り始めた京都に置いていかれないためには、勝たなければいけない仙台。ともに背水の陣で迎える試合は、過去の2試合がそうであったように激しくぶつかり合うことになる。互いに力の差はない両チームの対戦は、わずかな隙を突いた方に軍配が上がる。どちらが、どのタイミングで、どう仕掛けるか。目が離せない90分になりそうだ。

以上

2007.07.13 Reported by 中倉一志
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