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【ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 横浜FM レポート】雨中の決戦!原トーキョーが準々決勝で散る。大島2ゴール2アシストの大暴れで横浜FM逆転進出(07.07.15)

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7月14日(土) 2007 ヤマザキナビスコカップ
F東京 2 - 4 横浜FM (18:30/味スタ/17,044人)
得点者:'19 山瀬功治(横浜FM)、'48 大島秀夫(横浜FM)、'68 大島秀夫(横浜FM)、'72 マルケス(横浜FM)、'78 石川直宏(F東京)、'87 金沢浄(F東京)

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 原トーキョーは、04年のナビスコ制覇以来となる準決勝進出を逃した。準々決勝第2戦はF東京がホーム・味の素スタジアムで横浜FMに2−4で敗れ、2戦合計3−4となり横浜FMの3年連続準決勝進出が決まった。「もう一度あの国立の舞台へ」という原監督と選手の希望は、ピッチに降り注ぐ雨とともに潰えた。

 F東京はゲーム序盤、リズムを掴みかける。5分、藤山のクリアボールをルーカスが追いすがり、相手DFから奪い取るとGKと1対1に。だが、ルーカスの右足から放たれたシュートは大きく右に外れ、枠を捕らえきれず。徐々に試合の流れは横浜FMに傾いていく。

 試合の主導権を握った横浜FMは、山瀬功と大島の信頼関係から2ゴールが生まれる。「大島さんにボールが入れば、アクションを起こすだけだと思って信じて準備していた。後は流しこむだけだった」(山瀬功)。「セットプレーのこぼれ球から、山瀬功がいいクロスをあげてくれたので後は合わせるだけだった。ゴール前や最終ラインの裏にボールが入れば、何か起こるかもしれないと思って常に狙っていた」(大島)。
 横浜FMは19分、大きな展開からゴールネットを揺らす。左サイドバックの小宮山から右サイドに。右サイドバックの田中隼が中央へクロスを上げる。ボックス内に陣取る大島が体を張ってボールを落とす。走り込んだ山瀬功がそれを豪快にネットに突き刺し先制点を挙げた。

 後半開始早々の48分には、セットプレーのこぼれ球を拾った山瀬功が右サイドから中の大島に。「今日は2点を取って勝とうと試合に臨んだ」という大島が頭で合わせてノルマの追加点。大島はさらに、68分にこの日2ゴール目を入れ、72分にはマルケスのゴールもお膳立て。2ゴール2アシストの大暴れで横浜FMを準決勝へと導いた。

 F東京は交代カードを切り、赤嶺を入れツートップに。さらに3−5−2へとシステム変更をして追撃を狙った。78分、途中出場の石川が右足で反撃の口火を切ると、87分には金沢がボックス内で梶山とのワンツーから左足で決めるも及ばず。3年越しの王座奪還への挑戦は準々決勝で終わりを告げた。

 「もう少し最終ラインの位置を前にしたかった。この敗戦は悔しすぎる」(土肥)。「アドバンテージを考えず、この試合に勝つことだけを考えていた。この結果は残念です。点を取れたことよりも、試合に勝ちたかった」(金沢)。掴みかけた準決勝進出が一転して敗退に、誰もがショックを拭いきれない。だが終盤見せた3−5−2の新システムは、2ゴールという結果を生んだ。ここ数週間取り組んできた新たな武器は、チームに確かに息づいている。

 「3バックをゲームで試せたことは大きかった。リーグ再開後は、相手によっては3トップと併用していきたい。サイドから得点を奪える形も出来ている。サッカーの方向性は見えてきた。ナビスコカップは勝ちたかった。残念だけど、この敗戦をリーグ戦に向けて教訓にしていきたい」(原監督)。
 これから約1ケ月の中断期間に入る。この新たな武器をどう成熟させていくのか。原トーキョーは、新旧スタイルを融合させてリーグ戦での再起を誓った。

以上

2007.07.15 Reported by 馬場康平
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