7月14日(土) 2007 ヤマザキナビスコカップ
G大阪 5 - 2 浦和 (19:00/万博/14,213人)
得点者:'9 シジクレイ(G大阪)、'17 永井雄一郎(浦和)、'31 山口智(G大阪)、'41 播戸竜二(G大阪)、'51 二川孝広(G大阪)、'54 家長昭博(G大阪)、'63 細貝萌(浦和)
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台風の影響で開催が危ぶまれたナビスコカップ準々決勝第2戦。正午の段階で開催の決断に踏み切ったこともあってだろう。やまない雨をものともせず、14,213人が駆けつけた『ガンバ大阪VS浦和レッズ』戦。昨晩から降り続いた雨のせいで、ピッチコンディションが決して最善ではなかったこと、両者が思うようにそれぞれのサッカーを展開しきれない部分もあったことは、あえて、触れないでおこう。浦和・オジェック監督の言葉を借りれば「両者が同じ条件でプレーした」ことに変わりないのだから。
終わってみればG大阪が5-2と圧勝をおさめたが、すべての時間帯がG大阪ペースで進んだ訳ではなく、立ち上がりは浦和がゲームを支配していた時間帯も確かにあった。9分、セットプレーからG大阪DFシジクレイが先制しても、浦和は慌てずに試合を進めていたし、実際17分に浦和FW永井が決めた同点弾は、攻守にバランスをとりながらうまくカウンターを仕掛け、相手ゴールをこじあけたものだった。ただ、第1戦と同じスコアにまで持ち込んだにも関わらず、ここからが加速しない。
一方のG大阪は、そう多くの好機を作り出していた訳ではなかったが、31分にはDF山口、41分にはFW播戸とチャンスをことごとくゴールに結びつける。「これまでで一番決定力が高い試合だったのでは、と思うくらいフィニッシュがとれたゲーム」だと試合後に振り返ったのはG大阪の西野監督だが、まさにその言葉通りの展開でG大阪がスコアを重ねていく。
また、特筆すべきは守備に対する約束事が徹底されていたことだろう。第1戦の反省もあってか、両サイドに対するケアも徹底されており、浦和の右サイドMF山田や左サイドのDF相馬にボールが入るとボランチがすぐさまカバーに入り、常に数的優位の状況を作って仕事をさせない。その姿勢は後半に入っても継続され、結果的に浦和の両サイドを52分で交代に追いやることになる。
さて、2点のビハインドを負っている状況に「後半はもっと攻撃的にいこう。とにかく点を取りにいこう(オジェック監督)」と試合に入った浦和だったが、皮肉にも、それを実現したのはG大阪だった。
個の技術の高さもあってのことだろう。守備への意識を高く保ちながら、攻撃時には細かくボールを繋いで相手ゴールににじり寄っていく。
51分にはカウンターからDFシジクレイと、この日はFW登録だった家長が左サイドでワンツー。うまく抜け出すと、守備職人DFシジクレイが右ゴール前に絶妙のスルーパス。そこにMF二川がつめて4-1。さらに、意気消沈する浦和を尻目に3分後の54分にはFW家長。右からのMF二川のクロスをゴール前中央で頭であわせ5-1と引き離す。
浦和も、63分にはDF細貝がミドルレンジからの思い切り良いシュートで1点を返すものの、73分にFW永井の右サイドからのクロスにあわせたFW田中のヘッドは枠をとらえられず。その後の時間帯は、浦和が反撃に出ようとするものの、リスクを冒さず、無理な仕掛けもせず、パスを繋ぎながらゆっくりとゲームを進めたG大阪の前になす術がない状況。5-2で試合を終え、G大阪が今季負けなしのホームで、準決勝進出を決めた。
以上
2007.07.15 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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