7月25日(水)J2 第30節 京都 vs 湘南(19:00KICK OFF/西京極)
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中盤を丁寧につないで攻撃をしかける両チーム、第30節、京都と湘南の激突は、中盤の攻防が鍵となる。
それぞれの前節の戦いを振り返ると、湘南は開始早々に失点するもすぐに同点に追いついた。その後、尾亦弘友希を退場で欠き、10人という状況に追い込まれながらも気迫で守りきり勝点1を獲得。
京都は前節勝利し、第3クールに入って負けなしの3連勝、しかも、引き分けを挟んで7連勝と勝点を順調に積み上げてきた。だが、前節の水戸戦ではカウンターからセカンドボールを拾われ苦戦。しかも、平島崇が累積警告で今節出場停止となる。これまでサイドバックには、森岡隆三、角田誠が名を連ねてきたが現在はセンターを定位置としている。この事態に渡邉大剛も含め、ディフェンスラインをどう構築するか、美濃部監督の采配に注目が集まる。
今節、もう一つの注目が湘南の新加入FWエドワルド マルケスだ。湘南に加わり1ヶ月ほど。徐々にチームにもフィットし、その実力を見せ始めているという。くさびの受け手となり落ち着いてボールをさばきながらも、高い決定力も持ち合わせている。今節先発出場が濃厚で、湘南の新しい力に京都も十分警戒が必要だろう。
今節の勝負の鍵は、中盤の攻防だ。
湘南は斉藤俊秀を中心とした堅い守備を持ち、京都も角田誠を中心に相手の攻撃を跳ね返してきた。FWを見れば京都は好調を維持しているパウリーニョと田原がおり、湘南もエドワルド マルケスを獲得し、新たな気持ちで臨んでくる。守備もFWも監督の信頼と期待は高い。
だからこそ、信頼のおけるDFとFWの間、つまり、守備を助け、FWに絶妙のラストパスを供給しつつも得点も狙う、ピッチ中央部の4対4の攻防がこの勝負の雌雄を決するカギを握り、中盤の、いや、チームの「要」の活躍に勝負を託すことになるのだ。
湘南の中盤の「要」はアジエル。背番号10に相応しく、ここまでチームトップの9得点を挙げ、攻撃を牽引。しかも、サイドと中央の攻撃を状況に応じて使い分ける優れた判断力を持ち、「湘南の王様」という存在を示している。
そして、勝負を背負う京都の柱石は背番号「16」、斉藤大介だ。倉貫一毅、徳重隆明といった個性豊かで得点力もあるサイドの動きを引き出し、自らもラストパス、ゴールを挙げる攻撃センス。そして、石井俊也と絶妙のバランスで中盤にブロックを作る守備力。この存在感はまさに「無双」。相手ゴール前に走りこむエース・パウリーニョへと気持ちをつなげる攻撃は斉藤から始まるといっても過言ではないだろう。
状況判断に優れた湘南の中盤と破壊力ある攻撃力を持つ京都の中盤の争い。そこでは圧倒的な輝きを放つ湘南の背番号「10」と京都の背番号「16」の統率力がある。
前回の対戦では、中盤で互角の戦いを演じながらも決定力で京都に軍配が上がった。しかし、決定力は「水物」。この次はどちらに流れるか予測はつかない。
勝負を背負う選手の勝利への執念がピッチの上で形になる。是非、水曜日の夜は西京極で選手に負けないくらいの熱いエールを送ってもらえれば。
以上
2007.07.24 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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