7月25日(水)J2 第30節 徳島 vs 山形(19:00KICK OFF/鳴門大塚)
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今節激突する徳島と山形。現在の成績を見れば満足からは程遠いもの(徳島/4勝10分12敗 12位・山形/9勝9分9敗 9位)に低迷してしまっている両者だが、今季のこの2チームには幾つか非常に似たところがある。
最初の1つは今季掲げるスローガン。徳島が「Re:ヴォルティス 〜再生への決意〜」であるのに対し、山形も「再創生 リスタート」と、どちらも「再」「生」という文字をそこに登場させている。そこからは両チームの昨季(徳島/13位・山形/8位)の雪辱を誓う強い気持ちがひしひしと伝わってくると言えよう。
また2つ目は、ともに第2クール中盤まではその雪辱に燃える気持ちが結果として現れていたこと。徳島が昨季苦しんだ失点数の多さを解消し、上位陣にも引けを取らない堅守で粘り強い戦いを続ければ、山形も7節から一気に勝利を重ね、14節では単独首位に躍り出てその後も19節まではトップ3の位置をキープ。きっとこの時期、両者は「再生」への確かな手応えを感じながら戦っていたに違いない。
そして、さらにもう1つ。これは喜べない部分だが、両チームは久しく1試合で2点以上を挙げていないのである。徳島は前節まで11試合に渡って、山形に至ってはそれ以上に長く15試合にも渡って…。しかも、その『2点』を取れないことは、どちらにもハッキリと悪影響を及ぼした。好調だった時期とはうって変わって負け数が急増し、なかなか勝ち切れない現状として今もなおそれぞれに影を落としている。
となれば、両者がぶつかる今節の一戦、互いに越えられないでいるその『2点』が勝負を分けるポイントとなるように思われてならない。
そこで互いの攻撃陣をチェックしてみると、まず徳島は7月に入りそこに大きな変化があった。その最たるは絶対的エースであった羽地の移籍。それにより徳島はあまりに貴重な前線のターゲットを失うこととなった。が、チームは新戦力をいち早く補強。高い技術を持つ熊林を仙台から、スピードを武器とする長谷川を甲府から獲得し、新たなポストプレーヤーには小林を立てて現在急ピッチで改革を進めている。
熊林、長谷川を早速スタメン起用した前節ではさすがにまだコミュニケーション不足は否めずスムーズな連携までは見られなかったが、それでもある意味新鮮な顔ぶれとなったことで思わぬ爆発への期待も膨らむと言っていいだろう。チャンスメーカー片岡も復帰戦となった前節いきなりゴールを決めており、今節に向けてはプラス材料の方が多いように感じられる。
次に山形に目を移すと、前節仙台戦(1-1・ドロー)を見る限り攻撃における組織の連係は全く悪くない。樋口監督の「今日はやりたいことがかなりの確率でできたと思っています」という言葉も表す通り、2点目が入らなかったことが不思議にさえ思われるほどの出来だったと言えよう。となれば、残る問題は精度の高いフィニッシャーの不在か。ストライカー豊田が不在の今、林、北村、横山らのさらなる奮起にチームとしては期待をかけたいところだろう。
前節から中3日。ナイトゲームとは言え、夏本番を迎えたこの時期、体力的にも厳しい戦いになるのは間違いない。しかし、そのような状況下の中でもハードワークを実践し、その結果として『2点』を挙げたチームにきっと勝利は近づくはずだ。
可能性を秘めた新しい攻撃陣の徳島か、復調まであと一歩と言える山形か。同じ目標『2点』に向かって共通点の多い両者がしのぎを削るであろうこの一戦の開始のホイッスルが今から待ち遠しい。
以上
2007.07.24 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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