今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第31節】山形 vs 愛媛:樋口靖洋監督(山形)記者会見コメント(07.07.28)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7月28日(土) 2007 J2リーグ戦 第31節
山形 1 - 0 愛媛 (19:04/NDスタ/3,293人)
得点者:'66 北村知隆(山形)

----------

●樋口靖洋監督(山形):

「まずは、ホームでの勝ち点3が1カ月ぶり、湘南戦以来ということで、1カ月ぶりの勝利をサポーターの皆さんに届けられたことをほっとするとともに、皆さんに感謝したいと思います。

ゲームのほうは、まずは0に抑えた守備を評価したい。ただ後ろに下がって守るのではなく、積極的にボールに出て、中を閉じて、愛媛のパスワークを寸断するなかで0に抑えられた。そこは非常に評価できるかと思っています。我々が中を閉じることで、愛媛は思っている以上にサイドへのロングボールが多かったかと思ったんですが、それに対して対処が少し、前半はうまくいかないところがありましたが、後半はその部分もだいぶ修正できて、しっかりと0に抑えたことは評価したいと思います。

攻撃に関しても、なかなかゴール前に進入するというのが、向こうもブロックをつくるのが早くてしっかりとした組織からの守備をしているなかで、なかなか入っていけませんでしたが、焦れることなくしっかりとボールを支配できた。そのなかで、もう少しワンタッチのくさびからのスピードアップとか、サイドチェンジからのスピードアップといったところが付けられればさらに形はつくれたと思いますが、前節同様、セットプレーから一瞬の隙を突いて勝ちきった。この部分の非常にいい流れに来たかなと思っています。

いずれにしても、我々はリーグ戦残り19試合を8月12日からノンストップで戦っていかなきゃいけない。この2週間をしっかりといいリフレッシュにして、そのあとしっかりと課題を修正して臨んでいきたいと思います」

Q:素早いリスタートからの得点でしたが、絡んだ2人のパフォーマンスについて評価をお願いします。
「本当にあれは一瞬の隙を突く、彼らの素晴らしいプレーだと思いますね。全体に試合を通して、財前なんかはディフェンスのファーストディフェンダーになって、スイッチャーとして非常に機能したし、ラインとラインの間で受けてタメをつくってくれた。北村も献身的な動きで終始ラインの裏を狙い続ける動き、それと守備の切り換えの早さ、そういった部分で、あの得点の場面以外でも彼ら2人の評価は高くできると思います」

Q:後半残り7分ぐらいのところからボールをキープし始めたところがありましたが、ちょっと時間帯としては早いなと思ったんですが、あれは監督からの指示だったんですか?
「本当は2点目を取って勝ちたいんですけども、もちろん2点目を当然狙いにいくなかで、マイボールにする時間を長くするなかでチャンスをうかがおうという指示をしてました。それがあの時間帯で、サイドで1対2とか数的不利だったら無理することはない。キープしながらという形でいいと。逆に、最後少しチャンスをつくったケースなんかはカウンターから3対2とか4対3という数的優位のときは攻めきればいいといった部分の判断を、カウンターなのかポゼッションでキープするのかの判断を持とうというところは指示を出しまして、それをああいう時間帯からしっかりと選手たちがやってくれたということだと思います」

Q:左SBに鷲田選手が入りましたが、鷲田選手の評価をお願いします。
「慣れないポジションで、本来はセンターバックの選手だと思います。前回も確か、愛媛戦で彼を右SBで起用して、今日は左SBと、いま流行りの言葉で言えばポリバレントというんですか、非常に対応性をもって対応してくれている。特に、経験という部分が非常に大きくて、ポジショニングに関しては問題なかったかなと思います。利き足が右なので、フィードの部分でプレッシャーを受けたときに慌てる場面はありましたけど、十分こなしてくれたと思っています」

Q:次節まで2週間空きますが、その間、どんな課題を修正していきますか?
「今も選手にはロッカーで話をしたんですけども、まずひとつリセットしようと。これは、明日リカバリー、あるいはサテライトリーグがあるので、それぞれの立場で終わったあとに1回リセットしようと。3日間のオフ、ここで次もう一度新鮮な気持ちでサッカーに取り組める、そういうリフレッシュをしようと。そのあとミニキャップで、次の19試合に向けてのリスタートをしようという話をして、そのリスタートの段階では、今の戦い方をベースにしながら2点目を取りにいける、そういうチームにするのが課題だと思っています」

Q:終盤、かなり選手に疲れが見えていたなかで、交代のタイミングがちょっと遅いかなという気もしましたが?
「疲労は確かに見えたんですけども、そのなかで集中力が切れるプレーというのはほとんどなかったと思います。特に、中盤の選手がかなり、ボランチの選手なんかがかなり疲労してたんですけども、あそこでどうしても集中力が切れて戻りが遅れたりとかしたら交代しようと思ってました。その部分、懸命に集中力を切らさずにやっていたので、むしろ選手を代えることでバランスが崩れるというのをケアしていました」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着