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【U-22日本代表 vs U-22ボツワナ代表 プレビュー】最終予選前・最後の対外試合はボツワナとの一戦。勝利プラスアルファを持ち帰りたい。(07.08.05)

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■U-22 4カ国トーナメント2007
8/5(日)18:00(日本時間)/中国・瀋陽オリンピックスタジアム
 U-22日本 vs U-22ボツワナ
・スコアボード速報は【こちら】
・本日18:00締め切り、キャリーオーバー総取りを目指せ!ゴールを決めるのは誰だ!?
・テレビ中継:G+(生中継)17:45-20:00(延長なし)、日本テレビ (関東/録画放送)26:15-27:50 (延長なし)
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試合前日の反町康治監督コメント/試合前日のU-22日本代表選手コメント

 4カ国対抗戦、3試合目はボツワナとの一戦。現状中国についで得失点差で2位ではあるものの、ボツワナ戦次第では優勝の可能性も残して臨む試合でもある。

 だが、日本にとって大切なのは優勝だけではない。「(優勝を)意識はしない。まあできればいいがどれだけ勝負できるか、奮起できるかが大事」と反町監督。厳しい判定の中で、いかに勝つか。また、ベストではないと反町監督が公言する今遠征メンバーたちがどれだけ最終予選のメンバー入りへアピールできるか。加えて反町ジャパンで初体験となるアフリカ勢との対戦でどれだけのものを得ることができるか。みどころは少なくない。

「多くの選手にできるだけゲームチャンスを与えたい」と指揮官も話し、現状ではサブキーパーである武田洋平(清水)以外に出場機会が与えられている。「フレッシュなメンバーで臨みたい」と、天候や中一日の条件も考慮されており、ボツワナ戦では中国戦とはまた別のメンバーが出場するだろう。

 中国戦、日本は北朝鮮戦から6人のメンバーを入れ替えて臨んだ。圧倒的に中国有利な笛に苦しみ、多くのセットプレーを与えたが、ほとんどは相手の決定力のなさに助けられた。前半こそ、判定や相手の大げさな転倒に苛立ちを見せた選手たちだが、時間とともに落ち着きを見せる。最終予選のような真剣勝負の場でないこともあるが、「なかなか大人な対応ができるようになったものだ」と感心させられた。

 だが、勝負はスコアレスドロー。チャンスをものにできない中国に対し、チャンスすら作らせてもらえない日本といった印象だ。中盤と前線がかみ合わず、スピードある攻撃も展開できない。また「今回でいえばコウタ(上田・磐田)くらいしかボールを落ち着いてさばけるやつがいない」と反町監督が言うように、まったく中盤でボールが回らなかった。ディフェンスは「フク(福元・大分)をはじめ3バックは落ち着いていた」と西川周作(大分)が振り返るように、体を張り、苛立ちを隠しながらディフェンスをした。それだけに、前へ進むゴールを目指す力がほしかったところだ。

 そんな中国戦を受けてのボツワナ戦。反町監督は「まだきちんとは分析できていないが、珍しいタイプのチーム。完全なマンツーマンだよね」と話す。北朝鮮戦ではディフェンス4枚はほぼ攻撃には参加せず、ロングボールを前線に預けるサッカーを展開していた。それだけ徹底した守備と、前線の決定力に長けているという自信の表れなのだろうか。

 飛行機の遅れで初戦の前日夕方に瀋陽入り。それだけに「初戦中国戦ではコンディションが悪そうだったが、2戦目では良くなっていそうだった」と青山隼(名古屋)が印象を話している。3戦目、調子を上げてきているであろう相手には要注意だ。アフリカの五輪最終予選に臨むチームでもあり、彼らだってわざわざここまで来て収穫なしに帰るつもりもないだろう。案外この3戦中、一番面白い試合になる可能性もある。

 この1試合が終われば各自チームに戻り、再集合は最終予選初戦直前ということになる。そう考えれば、これが準備のための本当の最終段階でもある。意義ある試合にしたいものだ。

以上

2007.08.02 Reported by 了戒美子
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