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【J1:第19節 横浜FM vs 横浜FC 横浜FCプレビュー】キャンプの成果、補強された新戦力など、横浜FCがさらに見どころを上乗せする真夏の夜のダービー。J1に留まり、この一戦を守り育ててゆくためにも勝点3がほしい。(07.08.11)

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8月11日(土)J1 第19節 横浜FM vs 横浜FC(19:00KICK OFF/日産ス)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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★横浜FM側プレビューはこちら

今も記憶に鮮明に残る前回の対戦は3月10日。横浜FCが前半開始直後から、奇襲ともいえるような前線からの強烈なプレスを見せ、早々に先制。この虎の子の1点を激しく粘り強い守備で守りきり、J1初勝利を飾った。試合後、敗れた相手チームの選手からは、横浜FCのプレーのラフさを訴えるコメントも散見されたが、そうした、この一戦にかける気持ちの違いが勝敗を分けたということは、殊更強調する必要のない事実である。彼らは、ダービーの何たるかをわかっていなかった。

今回の対戦では、雪辱に燃える相手が前半から飛ばしてくることは容易に想像できる。前回の対戦とは逆に、立ち上がりをしのぎ、後半に相手の足が止まるタイミングを見計らって1点を奪う、という展開が横浜FCにとっては理想的だろう。前回の対戦においては内容では負けていたが、J1で揉まれ成長した姿を見せつけるような快勝劇を期待したい。
中断期間中は、秋田県にかほ市にてキャンプを行った横浜FC。また、続々と加入した新戦力にも注目が集まるところだろう。それらの情報については、【こちら】をご覧いただきたい。クラブメンバー向け会報誌のインタビューによると、中断期間を振り返って菅野は「結果が出なかった前半戦を振り返ってみたいと思っていたし、気持ちの部分においても自分自身、リセットしたい部分もあったのでよかった」(一部略)と語っている。また、前半の苦戦の理由として「メンバーそれぞれにJ1で戦う自覚が足りない部分もあったと思います」とも述べている。

この「自覚」という部分での選手たちの進化は、次の鄭容臺のコメントから感じることができた。新加入選手に対する印象について話を聞いたときのものだ。「パウロですか? まだなんともいえません。やっぱり実際に試合をやってみないと。リーダーシップもあるみたいだけど、彼に頼るのではなく、逆に、彼が実力を発揮できるように僕らがサポートしないといけない」――実績ある選手に頼るだけではダメだ、という気概が伝わってくるひとことだ。

その注目の新戦力だが、今回のダービーに限っては、コンディションの問題もあり、何人が先発出場するかはわからない。再開直前にチームに合流した選手よりも、練習試合でゴールを量産し、フィジカル練習でもガンガン飛ばしているチョ ヨンチョルに期待がかかる。

Jリーグが始まって以来、あちこちでダービーマッチが誕生してきた。それぞれに味があり、人々の思い入れも深いことだろう、その価値を貶めるつもりは毛頭ない。しかし、横浜ダービーこそは、日本サッカーの歴史が自然に作り上げた因縁によって生まれた、日本サッカーの財産ともいえる一戦であることは声を大にして言いたい。それを守り育ててゆくためにも、横浜FCにとってJ1残留は至上の命題だ。とにかく目の前の勝点3を積み重ねていくしかない。

以上
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