今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第21節 広島 vs 大分 プレビュー】主力を欠いて苦しい布陣の広島が、補強効果で昇り調子の大分を迎え撃つ。(07.08.18)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月18日(土)J1 第21節 広島 vs 大分(18:00KICK OFF/広島ビ)
-ゲームサマリーはこちら-

-新ターン突入で豪華賞品GETのチャンス!J1グランプリ投票締切迫る!土曜18時まで!-
- JウイイレCC最新作によるシミュレーションプレビューは「動画を見る」をクリック!
※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
----------
 6月以降のリーグ戦では、1分6敗。間にナビスコカップでの勝利があるのでイメージは若干緩和されているが、夏の広島はまだ勝利がない。その間の得点は7点。「攻撃型」を標榜しているチームとしては、非常に寂しい数字だ。

 自慢の佐藤寿人・ウェズレイは、6月以降は共に2得点ずつ。しかし、5月までの13試合で見れば、この二人のゴールは18得点。つまり1試合1点以上はこの2トップのどちらかが決めているわけで、夏場に来て二人が「失速」気味であることは数字が証明している。
 実際、フィジカル的なコンディションは、非常に良くない。ウェズレイは足に痛みを抱え、佐藤寿人はアジアカップでの疲労が抜け切れていない。特にウェズレイの足の状態は決して楽観視できる状態ではなく、大分戦での試合出場も微妙。ストヤノフがメンバー入りしそうなのは明るい材料ではあるが、チームをここまで支えてきた2トップの状態悪化は、広島にとっては非常に苦しい。

 ただ、冷静に今季の試合を振り返ってみると、2トップのどちらかが欠けている状態での試合は、ナビスコカップを含めて7試合中5勝2敗。8得点11失点と決して思うような結果ではないのだが、大量失点しているのは鹿島相手の2試合だけで、3試合が完封。つまり、前線からアグレッシブに動く選手が起用されることで、得点力はレギュラー2トップには及ばないものの、守備に安定感が増す結果となっている。また、内容的にも得点は物足りないがチャンスをつくっており、さらに2列目以降の選手のゴールが多い(5得点)のも、広島が本来やりたいサッカーができている証明である。

 もちろん、「最強2トップ」が健在でしっかりとチャンスを決め、そして全員で身体を張って守るのが本来の姿。しかし、たとえウェズレイが試合に出られなくても、その時はその時なりの戦いをすればいいのである。

 とはいえ、今節広島に乗り込んでくる大分は、再開後の動きがいい。初戦のF東京戦で2−1と逆転勝利。前節の清水戦は、逆転負けを喫したものの3点を叩き込んだ。エジミウソン・ホベルト・鈴木慎吾の3人が加入してきたことにより、特に中盤で健全な競争意識が発生。前節は、ボランチのが1得点1アシスト。また交代で入った若きボランチ・金崎夢生もゴールを決めるなど、競争が結果に結びついている。前節で大分と戦った清水・長谷川監督が「大分はアグレッシブに変わった。昨年の乗っている時の彼らだと思って臨まないと、やられてしまうと思った」と試合後に語っているが、その言葉どおり彼らの動きに躍動感があるのは間違いない。

 その相手に対して、出場停止の柏木陽介に加え、さらにウェズレイまで欠いて臨まねばならないとしたら、さすがに広島は厳しい。特に2列目で攻撃の中心として機能している柏木の不在に、どう対処するか。そこは大きな問題である。

 今までのペトロヴィッチ監督の起用法であれば、FWに平繁龍一、MFに高柳一誠を起用する確率が高い。ただもう一人、ナビスコカップで活躍した桑田慎一朗という選択もある。彼をFWもしくはトップ下で起用することで、前線の動きをさらに激しくする。桑田は練習試合の神戸戦でもゴールを決め、灼熱の太陽のもとで大分と対戦した練習試合でも、決定的なシュートを何本も放っている。ウェズレイや柏木の代役が完全に果たせるか、というとそれは疑問だが、しかし彼らにはない桑田の良さもある。2列目から勢いよく飛び出せる桑田の動きは、今の広島にもっとも必要なものだけに、彼に期待してもいいのではないか。

 もう一方で、ギャンブル的な起用となるが、思い切ってストヤノフに賭けてみる手もある。
確かにフィジカル面ではまだまだだが、能力と経験は疑いない。彼ほどの実力であれば、合わせる時間がなくても問題なくこなせるだろう。何より、ストヤノフが在籍した千葉と広島は、戦術面で似ているのだから。

 彼を最終ラインで使うことで、戸田和幸か森崎和幸を中盤にあげる。そして、ボランチを務めていた青山敏弘を一列あげるか、ダブルボランチにシステムを変える。ほとんど練習で試す時間はないが、動かす選手たちの経験を考えれば、ぶっつけ本番で賭ける価値があるかもしれない。

 まだ試合数がかなり残っている中で、J1残留云々を語るのは早すぎるかもしれない。しかし、スタッフやサポーターにしてみれば、できるだけ早く降格圏や入れ替え戦圏から遠ざかりたいというのが、本音だろう。その入れ替え戦圏となる16位の大分は、勝てば広島と順位が入れ替わるため、16位から抜けられる。逆に広島は、負ければ甲府・千葉の結果いかんで、16位転落の危機が出てくる。両チームとも、勝ち点3にこだわりたい試合であることは、間違いない。

以上

2007.08.17 Reported by 中野和也
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着