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【U-17日本代表 vs U-17ハイチ代表:レポート】日本(人)が世界で戦うためのサッカーで高い身体能力を持つハイチを撃破!(07.08.20)

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●U17ワールドカップ韓国2007 グループリーグ第1戦
8月19日(日)19:00/韓国・光陽
U-17日本代表 3−1 U-17ハイチ代表 
得点者:42'岡本 知剛(U-17日本代表)、71'Joseph GUEMSLY JUNIOR(U-17ハイチ代表)、80'河野 広貴(U-17日本代表)、84'柿谷 曜一朗(U-17日本代表)
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試合後の城福監督コメント / 各選手コメント

「(ゴールを決めたらベンチの)柿谷のところで何かパフォーマンスをしようと思ってみんなで走って行ったけど、(柿谷が)逆のところでアップしていたのでそのまま城福監督に飛び込んで行った(笑)」

 前半42分にリスタートから強烈な先制ゴールを決めた岡本(広島ユース)はこう話した。このシーンは常にアラートにプレーする日本の特徴が生み出したゴールだった。しかし、その立ち上がりの内容は不安を感じさせるものだった。前でボールが収まらないし、ワントップ・ツーシャドー(4−3−2−1)で臨んできたハイチのシャドーを掴みきれずに不安定な守備が気になった。その理由は「(シャドーが)上がったり下がったりしてボールを受けるから、マークの受け渡しが難しかった(岡本)」という点だ。その理由に輪をかけたのは、シャドーのホセ(キャプテン・14番)はプレッシャーを掛けてもボールを失うことなく、「個」でその局面を打開できるから。日本の守備陣は自分のマークと味方のカバーの判断で迷わされた。ただ、ハイチは、選手の判断レベルに差があり、繋ぐべきところでクリアのように蹴ってくる選手がおり、そういう選手にボールが渡ったときは余裕を持って対処できた。これが、日本チームに修正する精神的な余裕を与えてくれた。

先制されたハイチが後半になって前がかりになってくると、日本は徐々に下がり始める。ただ、最後の局面ではディフェンスラインがパスコースを読んで防いだし、ハイチのラストパスの不正確さに助けられた部分もあった。下がってしまうのは、城福ジャパンのサッカーではないが、こういう時間を凌いでこそ成長を手にすることが出来る。また、前線からサボらずに守備をした点は後半の戦いにおいて高い評価が出来る点。71分に同点ゴールを決められてしまい、GKの廣永(F東京U-18)は「(シュートは)凄いブレ球だった。悔やまれる失点」と自分を責めるようなコメントを残したが、彼だけが責められるような失点ではなかった。これまで厳しい国際大会で諦めず戦うことをやり抜いてきた選手たちは慌てることも無かった。

そして、ここからが日本の本領発揮の場面となる。先に投入された河野(東京Vユース)と失点後に投入された柿谷(C大阪)が大きな仕事をやってのける。守備で疲弊し始めていた日本にとって、前線での運動量の増加は攻撃の意欲も高めた。80分に右サイドの一番深いところから水沼(横浜FMユース)が入れたセンタリングの処理をハイチのDFとGKがもたつき、こぼれ球を河野が左足で蹴りこんで再びリードを手にする。そして、4分後にはディフェンスラインの裏をずっと狙っていた柿谷に河野が縦パスを通して3点目のゴールが生まれる。左腿の筋損傷で大事を取って先発を外れた柿谷だったが、ハイチに引導を渡す決定的な仕事をやってくれた。

初戦を3−1で勝利した城福ジャパン。ナイジェリア(22日)、フランス(25日)と続く大一番を前に素晴らしいスタートを切った。城福監督は「これから2連敗すれば(決勝トーナメント進出が)駄目になる可能性が大きい」と浮かれることなく引き締めるコメントを残した。選手からも浮かれたコメントは無かった。この意味では、ナイジェリアにプレ大会で0−5と敗れたことはいいショックになっているようだ。また、この敗戦を引き摺ってはいない。水沼と岡本は同じ趣旨のことを言った。
「(0−5で敗れた)怖さや不安はない。ハイチよりもナイジェリアの方が個々のレベルは上。でも、やるしかない。挑戦するだけ」

日本人の特性を生かしたサッカーが、高い身体能力に上手さを合わせ持つナイジェリアからどんなゴール挙げることができるのか、どれだけ彼らのストロングポイントを消す時間を長く出来るのか、そして、必ず訪れる厳しい場面をどう防ぐのか、ナイジェリア戦は日本(人)のサッカーが世界という舞台で生きる道を見せてくれるはずだ。

以上

2007.08.20 Reported by 松尾潤
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■第2戦以降の試合予定
8月22日(水)20:00/韓国・光陽
U-17日本代表 vs U-17ナイジェリア代表
・テレビ中継:CS「フジテレビ721」にて生中継 19:50〜22:10/フジテレビにて録画放送 8月23日 0:15〜2:25

8月25日(土)19:00/韓国・高陽
U-17日本代表 vs U-17フランス代表
・テレビ中継:CS「フジテレビ739」にて録画中継 22:00〜24:20/フジテレビにて録画放送 8月26日 0:45〜2:55

以上
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