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【J1:第22節 横浜FM vs 広島 プレビュー】4連勝も慢心せず、地道に連勝したい横浜FM。ウェズレイ不在をバネに連勝狙う広島。(07.08.26)

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8月26日(日)J1 第22節 横浜FM vs 広島(19:00KICK OFF/日産ス)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 横浜F・マリノスは、前節の名古屋戦に快勝し、およそ1年半振りの4連勝。内容においても充実の連勝である。今節の相手は、前節の大分戦でようやく連敗を5でストップしたばかりのサンフレッチェ広島。攻撃の核となるウェズレイが出場停止ではあるが、気の抜けない相手だ。

 名古屋戦は、前半こそ相手に押し込まれた横浜FMだが、後半、ケガから復帰の清水範久が中盤の右に入り、中盤の活性化に成功。今の横浜FMは、誰が出ても結果を伴い、メンバーとサブの間にモチベーションのギャップは感じられない。序盤戦、ベンチどころか、メンバーにも名を連ねることができなかった松田直樹は言う。

 「自分自身も含めたレギュラー争いのなかでチームワークも生まれて、いい感じで来ている」

 昨年との大きな違いは、個人個人の『自分がやらねば』という責任感だ。
 「以前なら、誰かがやってくれるだろう、と人任せだった。でも、今は違う。ジロー(清水)が入って、流れが良くなった。(河合)竜二もボランチで安定しているし、ボンバー(中澤佑二)は何も言わなくても分かっている。一番後ろのテツ(榎本哲也)が声を出して盛り上げることでチームに活も入るし、冷静さも与えている。コミ(小宮山尊信)も毎試合、成長していると感じる」。松田が好調のチームを誇示する。その言葉に慢心はない。自信は確固として、各選手に芽生えて、強いものとなっている。
 
 広島には、3月にアウェイで対戦して、3−1の逆転勝ち。開幕からの連敗をようやくストップし、チームは最初の波に乗った。だが、このときの選手には、少なからず浮ついた空気が感じられた。今度の広島戦、ウェズレイ欠場がどちらに左右するか。

 一方、リーグ最多得点の14点を挙げるウェズレイを累積警告で欠くものの、前節は若き司令塔・柏木陽介の出場停止に加え、森崎浩司、青山敏弘が負傷欠場。だが、このピンチも、李漢宰、高柳一誠、桑田慎一朗が果敢な動き出しでチームを救った。ペトロヴィッチ監督の「苦しいときも、ロングフィードに頼らず、できるだけつないでいく」サッカーを貫いた。今節の横浜FM戦は、まず柏木がトップ下に復帰、ダブルボランチの一角には引き続き高柳が入り、相方には千葉から移籍のストヤノフが入る可能性が高い。問題のウェズレイに代わる2トップの一角には、新人の平繁龍一か。ルーキーらしからぬ、度胸の強さで、横浜FMの中澤・松田の強力センターバックに勝負を挑む。

 右サイドの駒野友一、左サイドの服部公太も好調だ。前回の対戦時には出場していない小宮山対駒野、夏には強いスタミナ男・田中隼磨対服部のマッチアップは見ごたえがあるだろう。広島は槙野智章、戸田和幸、森崎和幸の3バック。このうち、本職のセンターバックが槙野一人ということから、大島秀夫の高さと強さ、坂田大輔のスピードをいかにしのげるか。

 連敗を止めた、前節のいい流れを結果につなげたい広島。主力の不在も、若手がしっかり埋めてチーム力の底上げを図りたい。横浜FMも連勝は伸ばしたいところだが、数字を意識するより、地道に結果を積み重ねたいところだろう。勝負のカギは、試合ごとに現れるニューヒーローの存在かもしれない。

以上
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