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【J1:第28節 新潟 vs 大宮】レポート:新潟がエジミウソンの決勝ゴールで5試合ぶりの白星をゲット。大宮は粘りもおよばず、自動降格圏内から抜け出せず(07.10.06)

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10月6日(土) 2007 J1リーグ戦 第28節
新潟 1 - 0 大宮 (15:04/東北電ス/38,507人)
得点者:89' エジミウソン(新潟)

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新潟が接戦の末、1−0で大宮を下した。後半のロスタイム、途中出場のFWエジミウソンが決勝のゴールを決め、新潟は第23節甲府戦以来の勝利。連敗を4で止めた。ホーム戦の勝ち星は第20節名古屋戦以来になった。大宮は狙い通りの展開に持ち込むが、終盤に退場者を出すなどの不運にも見舞われた。

大歓声に包まれた新潟のゴール裏に、ほとんどの選手が集まった。そしてスタンドのサポーターに最も近い場所に人垣をつくった。

その中心にいたのがエジミウソンだった。ロスタイム、新潟はしぶとくボールをつなぐ。三田光が右サイドからクロス。混戦状態の中央付近でシルビーニョ、矢野貴章がつなぐ。最後を託されたエジミウソンが右足を振りぬくと、ボールはきっちりとネットに突き刺さった。

「あの1点は練習の成果。それに最後まで戦った結果でもある。なによりも、チーム、サポーターが一丸になって決めたゴール」。自らの得点は、2点を挙げた第20節名古屋戦以来。ホームでの勝利もその試合から遠ざかっていた。フラストレーションがたまっていた分、喜びも大きい。ゴール裏の歓喜の輪は長く解けなかった。

この3週間、左膝痛に苦しんだ。後半開始から深井正樹に代わって出場したのも、コンディションが万全とは言えないため。「90分は厳しいが、45分ならいけそう」。新潟・鈴木淳監督の苦しい判断は、エースへの期待の大きさの裏返しでもあった。

それは十分に感じていた。第25節柏戦後にひざの痛みを訴えた。4日の紅白戦に復帰したが、通常の練習は一度もこなしていない。それでも普段は陽気に振舞った。試合前日のリラックスゲームでは、大きな声で雰囲気を盛り上げた。練習後にチームメートをからかうなど、明るさを失わなかった。「故障の辛さを忘れるように務めた」。同時に4連敗中のチームの雰囲気を盛り上げたかった。何がなんでもほしかった勝点3をもぎ取ったゴールには、そんな気持ちが込められていた。これで順位は1つ上がって6位。エースの復活とともに、再浮上の準備も整いつつある。

どうしても勝点3がほしかったのは、大宮も同じだった。ただ、アクシデントがそれを遠ざけた。後半38分、西村卓朗がこの試合2枚目のイエローカードで退場。それまで、勝点3にこだわっていたプランが微妙に狂う。「ロスタイムの途中からは、勝点1でもいいと伝えた」。佐久間悟監督が言うように、白星狙いから引き分けにを固めた直後の失点。それだけに悔しさが募る。

接戦は大宮の形。しっかり守ってカウンターに持ち込む戦法も効いていた。ただ、チャンスを生かしきることができなかった。後半、サイドから組み立てるパターンができつつあったが、6本のシュートは得点には結びつかなかった。後半途中から投入したデニス マルケス、ペドロ ジュニオールの外国籍FW陣も、単発の攻撃が多く新潟の守備陣に押さえ込まれた。

負けられない一戦を制した新潟。この勝利を生かすためには、次節の結果が重要。大宮は一戦ごとの気持ちの切り替えが、残り試合すべてに必要になってくる。

以上

2007.10.06 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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