10月10日(水) 2007 J2リーグ戦 第44節
仙台 1 - 1 山形 (19:04/ユアスタ/15,614人)
得点者:52' 岡山一成(仙台)、89' 財前宣之(山形)
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●岡山一成選手(仙台):
Q:悔しい結果に終わった試合について。
「ホント悔しいですね。やっぱり、勝ちたかったし、いろんな思いの中で引き分けは僕たちにとっては残念な形です」
Q:勝点3がすり抜けたという思いでしょうか?
「そうですね。うーん、やっぱり公亮(木谷)もロッカールームで『ごめん』って謝っていたんですけど、これはチームの結果なので、あの1−0でどういう戦い方をするか、監督やチームメイト含め、もう1点取りに行くのか、1−0で逃げ切るのかを、もっとチームではっきりさせたいと思いました」
Q:岡山選手自身の、CKによる得点については?
「それはいい結果だったと思うんですけど、やっぱりチームが勝つために僕は来たので、勝たないと意味が無いので。悔しいだけですね」
Q:初めて体験するダービーの雰囲気については?
「僕たちにとっては昇格しか考えていないのに、勝てなかったというのが悔しいという思いだけですね。ただ結果は受け止めないといけないので。
でも、すごく落ち込んだんですけど、あれだけ応援してくれるサポーターがいて、可能性を自分たちで縮めているのかもしれないですけど、まだ信じて。直接対決もありますし、次からの7試合、どうやったら自分たちの力を出せるか、ホントみんなで一回話し合って、結果がついてくるようにしたいと思っています」
Q:PKを与えてしまったシーンは、1−0の状況でどうするのか統制が取れていないことに、後ろから見ていて不安を感じていた中での出来事だったのですか?
「自分たちがどういう勝ち方をしてきたのかという部分もあると思うんですよ。いままで1−0でああいう場面があっても、ずっと1−0で勝ててきたので(1−0の終盤にどうするのか)そういう話にもならなかったんですけど、今回1−0のロスタイムに追いつかれたという部分をうやむやにしちゃうと、それで次に同じ間違いをしては意味がないじゃないですか。今日なんで追いつかれたのかをちゃんと考えて反省して、もう一回現実を受け止めてやっていこう、というだけですね。あのシーンでどこが失敗かとかは、まだ僕自身もわかりません。ただ、1−0で抑えられなかったというのは、ベガルタ仙台としての失敗だったので、そこは考えて行きたいです」
●林卓人選手(仙台):
Q:PKを与えてしまった場面、エリア内では何が起きていたのですか?
「普通に高いボールが上がって、木谷さんが普通に足で行ったところ、相手が(頭で)きたようには見えました。でも、ネガティブなことは今はいくらでも言えると思うんですが、少なくともベガルタサポーターのみんなはポジティブだったので、僕らもポジティブにやるしかないと思います」
Q:あのPKの場面は、蹴るほうも守るほうも難しかったと思います。
「そうですね。けど仕事できなかったことは、悔しいです」
Q:終盤で仙台は、点を取りに行くのか1点を守るのか、統制が取れてなかったという声が聞かれますが、最後尾から見ていてそういった雰囲気は?
「僕は特に感じなかったですし、しっかり守ってカウンターというのもあったし、今まで1−0で勝ってきた経験もありました。僕としては、最後まで(無失点で)行ける自信はありました」
Q:試合後、木谷選手の側に寄り添っていましたが、どんなことを話していましたか?
「いやもう僕らは、次の試合に準備するしかないですし、さっきも言いましたけどネガティブなことはいくらでも言えるし、こういう時にどれだけポジティブになれるかが、自分たちの強さだということは、みんな声をかけていたと思います」
●財前宣之選手(山形):
Q:引き分けの結果に終わった今日の試合について。
「今日ベンチスタートで外から見ていたんですけど、仙台の動きが非常に悪かったので、ぜひ勝たなくてはいけないゲームだと。でも最終的には、負けなかったことで、意地を見せられたという感じです」
Q:どのような気持ちで、みちのくダービーの今季最終戦に臨みましたか?
「テーマとして山形の存在感というか、そういうのをモチベーションに、みんな一つになってやりました。今季仙台に勝っていなかったので、アウェイで勝つことが存在感を示すチャンスだと。だから非常に残念ですね」
Q:後半途中からの投入時には、どのようなことを考えていましたか?
「最近ちょっと体調を崩していたり、体が重かった分、メンバーに入る状態じゃなかったんですけど、それでも監督がメンバーに入れてくれたということで、自分は気持ちでやりました」
Q:投入後、積極的に撃っていった印象があります(シュートは両チーム通じて最多の3本)
「そうですね。流れを変える仕事だったので積極的に攻撃に関してはやりました。後半、何個かクロスを狙えと言われていて、実際にピンポイントのクロスも何本か入れられたので、その辺は良かったかなと思います」
Q:そして最後の最後で、PKの場面を迎えました。
「あれはおまけというか、横山が頑張って頭で行ってくれたので。横山がPK取ったし、チームで一番点を取っているから横山に蹴らせたかったんですけど(横山選手の負傷でタンカが入ったため、横山選手が)一度ピッチの外に出なくてはいけないという判断で。そしたらみんなから『ザイさん、行け』と言われたので。あとは気持ちで入れました。今日は横山の得点と言っていいと思います」
Q:PKで、どこか狙っていたところはあったのですか?
「対戦相手のキーパー(林)とは、2年前のコンサドーレ相手にベガルタでPKを蹴っていて、その時は左に蹴っていたイメージがあったので『多分左に飛ぶだろう』と。だから左に蹴るフリで軸足を代えて、冷静に右で行けたのでよかったです。前回PKを外していますし、ユアスタのこの雰囲気で蹴るのはすごい複雑な感じでした」
Q:投入後、プレー自体もキレがあった上に、左サイドで漂いながら、相手にマークをつかませないようなポジショニングの上手さも目立ったと思います。
「そうですね。終わったから言えるんですけど、仙台は(中盤が)ボックスでやっている分、僕の前、つまり菅井の前がすごく空いているので、あそこで一度時間を作ることが、リズムを変える一つの決め事というか、自分でそう思っていました。それで落ち着けたかなと思いますね」
Q:いろいろな思い出もあるこのスタジアム、このサポーターの前でPKを蹴ることに、感傷といったものは?
「本当に複雑ですね。ずっとベガルタでやってきましたし、試合も終わりごろだったので。すごいいろんな気持ちがよぎりましたけど、でも任された分には点を取らないといけないと思ったので、あとは気持ちを入れて(PKを)入れました」
Q:財前選手が仙台で昇格を果たした2001年も、第4クールには強烈なプレッシャーがチームを襲いました。今日、仙台の動きが悪かったというのは、そういったプレッシャーによるものもあるのでしょうか?
「本当に(今季)4回やった中で、一番仙台の動きが良くなかったですし、身体が重いのかプレッシャーなのかはよくわからないですけど、自分が肌で感じた部分として(仙台は)非常に悪かったですね。怖くないというか、最初にユアスタでやった時(今季第2クールのダービー(仙台2−0山形)のこと)とは全く違いますね。ホントにあの時は完敗というか、お手上げ状態でしたけど。今回は本当に、あのセットプレー1本だけだったかな、という感じですね」
以上













