10月10日(水) 2007 J2リーグ戦 第44節
C大阪 1 - 0 札幌 (19:04/長居/5,578人)
得点者:35' 古橋達弥(C大阪)
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C大阪が、ついに札幌の『堅い扉』をこじ開けた。
前半35分。C大阪が右サイドで細かくパスをつなぐ。アレー、濱田と渡り、中央の香川へ。香川は左足でボールを受けると、すかさず右足で札幌DFの間を通すスルーパス。ウラを狙っていた古橋が完全に抜け出し、GK高木と1対1に。落ち着いて左スミに蹴り込み、先制点を入れた。これまで3試合はすべてに完封負けしていただけに、実に305分目の得点となった。
「今日は何もしていないけど、チームが勝って良かった」
必殺のキラーパスで虎の子の1点をアシストしながらも、いつものように謙虚なコメントを残した香川。今やチームにとって不可欠な存在だ。敵将の三浦監督も「起点になっていたのは香川選手で、あそこにボールが入ると何かが起きそうな感じがした。やはりボランチの一枚が上がった所でやられているシーンが2回ぐらいあり、その1本が得点になった」と脱帽だ。
「決勝戦と捉えた」(クルピ監督)試合に勝利したC大阪(勝点68)。一時は最大24まで開いた首位札幌(同75)との勝点差を「7」と1ケタ台に縮めた。J1昇格圏内となる3位の京都(同71)とは、その差「3」。1試合で並ぶ。残り8試合。完全に射程圏内に捕らえたと言っていいだろう。当然、クルピ監督もご機嫌だ。
「非常に重要な勝利をあげることができて気分がいい。今日の試合を一言で表現するならば、技術のC大阪対パワー、フィジカルの札幌。技術で相手を上回ることができ、90分間ゲームを支配できた。勝つにふさわしい内容だったと思う」
一方、堅守を前面に出し、守備的に臨んだ札幌だったが、一瞬のスキを突かれ連敗。攻めても決定機は前後半ともにわずかに1度ずつ。ワンチャンスを確実にモノにしたC大阪に対し、シュートの精度を欠いた札幌。首位は辛うじて守ったが、内容的にも完敗だった。
「まずは守備をしっかりやろうと入ったが、前半0−1になったことが一番悔やまれる。内容的に今の我々の実力なのかなと思う。追いかける展開になった時に強さを発揮できる選手が11人いるわけではない。自分たちの力が出るような形に持っていけなかった」(三浦監督)
この日の勝利で8戦不敗となった5位C大阪。昇格レースの直接対決となる3位京都(14日@西京極)、4位仙台(21日@ユアスタ)とのアウェーでの「決戦」(クルピ監督)が続く。「勝点6を取って長居に帰ってきたい」(香川)。昇格争いがさらに混沌としてきた。
以上
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