10月13日(土) 2007 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 3 - 2 G大阪 (15:00/カシマ/16,279人)
得点者:41' 本山雅志(鹿島)、44' 本山雅志(鹿島)、49' 播戸竜二(G大阪)、51' 小笠原満男(鹿島)、66' シジクレイ(G大阪)
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●藤ヶ谷陽介選手(G大阪):
「2点を穫られたあとも、それ以上失点しないように願いながら、なんとか点を穫ってくれると信じてやっていた。前半は相手に押し込まれる時間も多く、うまくプレスがかからない感じがあったけど、2−0になった状況でやることがはっきりして、とにかく点を穫りに行こうと後半をスタートした」
Q.3点目の相手のFK。壁にあたってコースが変わった?
「そうですね。壁の選手たちもみんなちゃんとブロックしてくれようとしていたけど、たまたま壁に当たってしまってアンラッキーだった。右に蹴るなというのは分かっていたので、そっちには反応していたけれど、壁に当たってしまったことで内側にいってしまった」
●橋本英郎選手(G大阪):
「第1戦でアウェイゴールを与えていなかったのが、結果的に大きかったですね。前半は1−0でなんとか踏みとどまろうという中で2点目を取られてしまったのは良くなかったです。2−1にしてから3点目を取られたのも同じですけど、今回はアウェイゴールが活かされる戦いだから良かったけど、Jリーグではそうはいかない。その部分についてはしっかり反省しなければいけない。ただ2−0になって目的がはっきりしたのは良かったと思います。点を穫らなければ勝ち上がれないということが、いい流れ、形になった。立ち上がりから点を穫ろうという意識はあったんですけど、向こうの守備も良かったですね。もう少し下で繋げれば良かったんですけど…前半は足下に入ったボールの距離感が鹿島も良かったので、なかなか思うようにやらせてもらえなかった感じはある」
Q.ファイナルにむけて。
「2年前、0−0でPKで負けているし、川崎には今季は勝っていないので、相手の攻撃を防ぐという意識ではなくいい形で攻められる展開にしたい」
●山口智選手(G大阪):
「次に繋がってよかった。去年鹿島に負けていただけに、勝ててよかった。結果的にはホームで無失点に抑える中で穫った1点が生きました」
Q.前半は押し込まれる時間が長かったが?
「第1戦の結果もあり、相手が攻撃的に穫りにくる中で、ラインをあげたくてもあげきれないという感じはあった。ただ先に点を穫られても、ということが頭にあったので、余裕を持ってやれた部分はあった。後半、0−2でスタートですから、やることははっきりしていたし、1点さえ穫れれば、という中でバンがいい時間帯に穫ってくれた。そのあとすぐに3点目を穫られたけど、追い込まれる状態ではなかったし、そこでもやることがはっきりしている中で2点目を穫りにいけた」
Q.終盤、選手が代わりシステムも変わる中で、チームとしての意思統一が最後まで出来ていたのでは?
「そうですね。4バック、3バック、4バックとバタバタしたけど、しっかり対応出来ていたと思う。90分間、全員の意思統一の中で奪えた結果。しっかり決勝でも結果に繋げたい」
●寺田紳一選手(G大阪):
「前半は、『攻められるのかな?』って思うくらい押し込まれていたけど、2点穫られてやることがはっきりして、全員の攻めに対する意識がはっきりした。もしかしたらアウェイゴールを与えていないという心の余裕がどこかにあったのかもしれない。後半システム等々が変わる中でも、しっかり対応できた。日頃トレーニングでやっていないようなこともたくさんあったりしたけど(笑)、今やるべきことに対して共通理解をしっかり持ててやれたのは良かった。個人的にも90分間やりきれたのは良かった。体力的にも特に問題なかったし、痛めていた足首もプレーしている時は気にならなかった。苦しんで掴んだ決勝の切符なので、しっかり勝ちたいし、その場に立ちたい」
●前田雅文選手(G大阪):
「1点目とられたあと、2点目とられたのは…この時間帯で穫られたらアカンやろうという状況で穫られたので、残念だった。途中、ポジションが左サイドになったけれど去年はあそこで出ていたし、後ろにサトシ(山口)さんもいてくれて、去年もサトシさんがいてくれたし、特に違和感無くやれた。むしろ、途中で、バン(播戸)さんの下でプレーしている時の方が違和感があった」
Q.アシストのシーンは?
「バンさんの前のスペースがあいていて、右の位置にスペースがあいていたので狙った。ゴール前に1対1の状況になるように出せば絶対に決めてくれると思っていた」
Q.なかなかチャンスをもらえない中で期する思いもあった?
「そうですね。1アシスト1ゴールできたらいいなというのが目標だった。出場機会がなかなかなかったので、たぶん監督は1点絡めたら…くらいに思っていたと思いますけど(笑)、自分としてはその上に高い目標を決めていて、そうすればまた次に繋がると思っていました」
●シジクレイ選手(G大阪):
「穫られたらいけないゴールを先に穫られてしまい、難しい流れになったが、自分のヘッドで追加点をとれたのは大きかったし、結果的に第1戦の結果が生きる中で、決勝に進むことができた。前半はなかなか前にあがりづらくて押し込まれる時間が長かったが、後半は0−2でやることがはっきりした中で、しっかり前に出て行けたことでバンのゴールにも繋がった。後半始まって早々に穫れた得点だったので大きかった。この2試合で、しっかり全員で戦い『ガンバ』を示せたのはよかった。終盤システムが何度かかわりバタバタしたけど、監督の指示に対して全員が注意深く集中してやりきれた」
Q.ゴールのシーンについて。
「せっかくバンがいい形で穫ってくれたのに、そのあとすぐに入れられてしまい気持ち的に少し冷めるというか、落ちる感じがあったけれど、そのあともう一度みんなでやり抜こうということで、立ち直って戦えた中で自分のゴールが生まれた。ヤットからのドンピシャのクロスに対して、セットプレーに対する決めごとを忠実にやることでゴールを奪えた」
●播戸竜二選手(G大阪):
「前半が終わってやばいという感じがあったが、アウェイゴールを与えていないというアドバンテージがあったのであきらめてなかったし、後半決められればまた優位に立てると思っていた」
Q.前田選手からいいボールがきましたね。
「前ちゃんは普段から食事にいったり、居残ってトレーニングしていたので、どういうプレーヤーか理解していたし、そういう積み重ねが今日の結果に繋がったんだと思う。ゴールの瞬間はどういう風に相手のDFがきていたのかよく覚えていないけど、うまいギャップが出来て、いいパスがきて、1対1になれたので、ゴールに入れることだけを考えていた。前半はトップに孤立していることが多かったけど、やり続けることが大事だと思っていた。自分たちがイライラして、自分たちから崩れていくのだけは嫌だった。精神的、肉体的にきれずにやり続けられたことが良かった」
●本山雅志選手(鹿島):
「(ケガは?)右の内側(じん帯)がゆるい感じ。詳しいことはまだ分からないけど、ドクターに聞いてみないと。(ケガで変わった?)そうだね。結果については、向こうの方に力があったということ。セットプレーには注意していたけど残念。みんなよく頑張ったと思う。(前回控えに回っていたが?)フレッシュだったし、負けてる状態からのスタートだったから、イエローをもらってもいいから球際を厳しくやった。今年ガンバには連敗してたから、ナビスコは敗退したけど、最後に勝てたことは収穫。しっかり修正するところは修正して次につなげたい。前半は相手のプレスも速かったけど、田代が起点になっていいボールが入った。いい形も作れたし、点を取られて、取られた後ももう1点取れたし。(立ち上がりから激しく行こうと思った?)最初からいくつもりだった。点を取らないといけなかったし。前半のうちに1点がほしかったけど、2点も取れた。展開はよかったけど、ちょっとしたところでやられてしまった」
●興梠慎三選手(鹿島):
「今日は何もしていない。点を決めたかった。パワープレーの状況で、こぼれてきたらラッキーだと思っていた。走ったけど、全然こぼれてこなかった。内容はウチが押してたとは思うんだけど。でも天皇杯もあるし、Jリーグもある。(勝ちあがれなかった理由?)アウェーでの戦いですかね。自分が点を取っていればよかった。それが悔やまれる。(ロッカールームの雰囲気?)みんなヤバイです(苦笑)」
●小笠原満男選手(鹿島):
「今日は失点以外はよくできたと思う。でもサッカーはこういうものだから。(悔いが残る?)それ以外はみんな頑張ったと思うから。(終盤、1点を取るのが難しかった?)ロングボールばっかりになりすぎた。単調になってしまった。サイドからえぐってあげればよかったと思うけど…」
●柳沢敦選手(鹿島):
「(出る時の指示は?)ポジションのことを言われた。ヘディングのこぼれ球を拾えという感じだった。後半に1点を取られた後も取り返したし、精神的な強さはあったと思うけど。前半からロングボールを多くしたら相手も戸惑っていい形を作れたし、点が入った。自分たちのペースかなと思ったけど、相手もかなりロングボールへの対応をしてきて、だんだんリズムがつかめなくなった。相手に2点目を取られたことも大きかった。自分が出て点を取ろうとはもちろん思った。それしかなかった。残り時間が少ないし、点を取らなきゃ先に進めないから。(ロングボールが多すぎたのか?)確かに点が入ったんで多用していた面はあるけど、だんだん相手が守りやすくなってきた。もう少し工夫が必要だった。でも気持ち的には90分間、みんな前へ行っていた。でも向こうを褒めるべき。経験豊富だし、次に進める展開に持っていけるから。そういう巧さがアントラーズとの差だと思う。ここ数年はこういう経験ばかりしている。勝つことが一番の経験になるんだけど…」
●新井場徹選手(鹿島):
「今日は勘弁してください」
●岩政大樹選手(鹿島):
「ハーフタイムは残り45分間、とにかく走れという指示だった。1点を決められてもすぐ追いつけたし、90分間通して集中はしていた。唯一、問題があったとしたら、2−0、3−1の時に落ち着く時間がなかったということ、コントロールできる時間がなかった。後半立ち上がりも多少、気持ちがセーフティになりすぎた。最初の何プレーか攻め込まれ、悪い入りから失点してしまった。あの時間帯をもう少し修正できていれば…というのはあった。(2失点目が痛かった?)あの高さでボールが抜けてくることは考えていなかった。確かに足が止まってしまった。同じようなシーンがあっても、自分の足が動くかどうか難しいようなボールだった。自分の頭のへんを通るボールが入った時、まさかゴールエリアを抜けてファーサイドへ行くとは考えていなかった。僕がついていかなければいけないシーンだったことは分かっているけど…。それでもまだいけると思った。でも思ったよりもガンバがゲームをコントロールしていた。播戸やマグノアウベス、中盤の選手も時間の使い方がうまかった。うちはそういうことができなかった。ここ数年、同じような形でタイトルを逃し続けている。ハッキリとその原因が分かっていれば取れていると思う。取れていないという結果が全て。取れてないことが自信という面にも響いている。向こうは3−2でOKだったし、今日の試合に勝ったという印象はない」
以上















