11月4日(日) 第87回天皇杯4回戦
鹿島 2 - 0 水戸 (13:04/カシマ/7,005人)
得点者:21' 田代 有三(鹿島)、65' 小笠原満男(鹿島)
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●小笠原満男選手(鹿島):
「(水戸の超守備的サッカー?)ああいうのを久しぶりに見た。慌てず回せばいいと思ってやった。変につっかけたりしてカウンターを食らうのは避けたかったし、相手を動かしつつ穴を見つけて攻めようと思った。結果として勝ったからよかった。(ゴールシーン?)引いた相手だからサイドからの崩しが有効だと思った。相手も素人じゃないし、徹底して守ってきたけど、しっかり決められたからよかった」
●本山雅志選手(鹿島):
「相手はすごく引いてきた。8枚くらい自陣にいた。そういう相手にちょっと辛抱できず、タテにボールを入れたら、逆に取られることも多かった。だからこそ辛抱強く回して崩すことが必要だった。サイドから崩せば点が入ると思ったけど、結果的に勝ってよかった。中盤ではボールをもてるし、サイドを変えながら攻撃していかないといけないと思った。後半はうまくボールをつなげずにパスミスが多くなった。相手は弱いチームじゃないし、1対1も簡単には奪えない。ウチの守備陣も辛抱強く守ってくれたと思う。崩しづらかった相手に2点を取って勝てたことがよかった。天皇杯は負けたら終わりだし、勝ててよかった。勝つことが一番大事」
●興梠慎三選手(鹿島):
「(今日は五輪代表のFWが点を取っている?)そうなんですか。自分も決めたかった。五輪合宿については自分の力を出すだけ。6、7日の合宿で頑張って、落ちたら落ちたで力がなかったということだから。
(今日の強引なドリブル突破?)とりあえずボールに触ったら仕掛けてみようかな(と思っていた)。最後までキッチリ決められたらよかった。でもケガ明け最初の試合の割にはそこそこできた。ああやって狭いところをこじ開けるプレーが一番好き。今日の相手は引いてたし、密集を崩せたらチャンスになると思った」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「今日はみんなのカウンターの意識があったからよかったけど、枚数をかけて攻められれば後半の立ち上がりみたいになるのは想定されること。もうちょっと攻撃もうまく崩せたらよかった。水戸は延長、PKという考えもあっただろうし、やりづらい相手であることは間違いなかった。天皇杯は難しさがある。そういう中で2点を取って勝てたのはよかった。
(タイトルへの一歩?)今日なんかJ1でも負けてるチームはあるし、まずは次へ進むことが大事。こうやって引かれると難しいゲームだけど、とにかく勝つことが大前提だから」
●田代有三選手(鹿島):
「ゴールは良かったけど、他のプレーが雑だった。後半にも危ない時間帯があったし、もっとしっかり戦わないと苦しい。チームとしてもっと蹴ってもよかったけど、つなぐ意識が強すぎた。
先制点の後、追加点を取るまで時間がかかってしまって、何が起こるか分からない。今日みたいな戦いをしたらいつどうなるか分からない。しっかりやらないといけない。先制点のシーンは前でもらおうとしたらDFがいて、後ろに下がって流そうと思ったらちょうどイバさん(新井場)からいいボールが来た。右に流せたからよかったけど、外していたらどんな展開になっていたか分からない。
Jリーグで残り全部勝ったら天皇杯も優勝できる。タイトルを取るためにも全部勝つだけ。リーグ戦で中途半端にこけたら天皇杯にもひびくと思う」
●小椋祥平選手(水戸):
「自分たちがうまく行っていた時間帯があった。ただ、前半はシュートが少なかった。もう少し遠めからでも狙えば勢いがついたと思う。今日は守備重視で、外から見るとつまらない試合だったかもしれないが、やろうとしたことはできていたし、崩されてもいなかった。前半無失点で行けてればチャンスがあった。全ての精度をもっと上げないといけない。
(惜しいシュートが3本あった?)J2でもそこまではイケる。あとはいかに落ち着いて枠に入れるかが課題」
以上













