今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【第87回天皇杯4回戦 大宮 vs 横浜FC】佐久間悟監督(大宮)記者会見コメント(07.11.04)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
11月4日(日) 第87回天皇杯4回戦
大宮 0 - 2 横浜FC (13:01/富山/4,552人)
得点者:11' 滝澤 邦彦(横浜FC)、56' 根占 真伍(横浜FC)
-試合速報はこちら-
----------

●佐久間悟監督(大宮):
「まずはじめに、今日も数多くさいたまから富山の地に応援に駆けつけてくださったサポーターのみなさんに、非常に不甲斐ないというか、情けない試合をしてしまったということで、本当に残念で仕方ありません。選手たちにも話をしましたが、我々には、今、二つ大きい目標があって、一つは、リーグ戦で降格圏内から1試合でも早く脱出してJ1に必ず残留すること。もう一つは、僕が監督に就任してはじめて最初から挑める大会というのはこの天皇杯でしたから、結果を出して取りに行きたい、と。現実的に考えると、『15位のチームが優勝をねらうなど、何を言っているのか』ということになるかもしれませんが、今のJ1を見ると、上位のチームと下位のチームにそんなに差がなくて、やり方と戦い方によっては十分チャンスがあると、選手にも伝えていました。しかし残念ながら、選手たちは身体にキレはないし、セカンドボールの奪い合いでも負け続けているし、すでに17位以下が確定している横浜FCが相手でしたが、前半のような、みじめな、と言いますか、気持ちが入っていない戦い方をしていたら、こういう結果になるのは妥当かな、と思っています。前節のケガなどで何人かの選手が起用できない状態にあって、リーグ戦のために温存というのではなく、使えなかった事情があったとはいえです。
前半の、今日を象徴するような戦い振りがすべて。局面で負けている、アグレッシブな面もまったくない。後半、選手たちには、『目を覚まして戦わなければ、天皇杯という歴史ある大会に失礼だし、富山の地でJ1勢の対決を楽しみにしていたサポーター・サッカーファンに対しても申し訳ないので、しっかりやれ』と送り出しました。それで少し、内容的にはよくなったとは思いますが、決めるべきところを決められなかった。リーグ戦のことを考えると、この試合をうまく乗り切り、大分戦、甲府戦ということでいきたかったのですが。大宮にとってよかったことは、村山がセンターバックでそこそこやれるという点と、最後に試した3-5-2のオプションについて、若林を中心に使えるのかな、という手応えを感じたくらいで、早く切り替えて、来週のNACK5スタジアムで迎える大分戦、続く甲府戦と、もうリーグ戦一本を目標に集中してやっていくだけです」

Q:村山選手をセンターバックにするということと、3バックにするということは、予め想定していたのですか?
「次からレアンドロが2試合出場停止なので、片岡がよくても悪くても、後半は村山をセンターバックにして、実戦でどちらがセンターバックにしたほうがいいのか試すというのは予定にありました。システムについては、3-5-2とは別のもう一つ形である、点を取りに行くための4-3-1-2あるいは4-1-3-2ということは、すでに栃木戦やこのサバイバル5に入る前に準備していましたので、あと実戦で試すのは3-5-2なのかな、と。それはコーチとも相談して決めました」

Q:片岡選手の評価は?
「内容的には満足できるプレーではなかったと思います。特に、ボールを動かすところと、守備で不安定さが目立ったな、と。ただ、次はパートナーが冨田になるので少し状況は変わるかもしれません。レアンドロと組むと、今の大宮のどの選手であっても、ちょっと不安定になってしまうというのは感じているところです。今日の試合を見ると、片岡よりも村山のほうがセンターバックとしてはいいのかなという印象は受けました」

Q:中盤で新たに起用した選手についてはいかがですか?
「島田については、長い間ボランチで使っていて、攻撃的に行きたいというときのオプションとすることは、彼をサブに入れているときも常に考えていたのですが、交代した理由というのは、0-2とリードされていたし、前半からそこのところでのセカンドボールの拾い合いでアドバンテージがないことを感じていた、といった辺りです。システムも変えたので、トップ下にセカンドボールを拾えて動かせる選手ということで、島田よりパワーのある選手を選択しました」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着