11月10日(土) 2007 J1リーグ戦 第31節
柏 1 - 1 横浜FC (16:04/柏の葉/8,990人)
得点者:75' 北嶋秀朗(柏)、83' 根占真伍(横浜FC)
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●北嶋秀朗選手(柏)
「(ゴール後に駆け寄った場所は)サポーターがいちばん近くにいたからです(笑)。(先制したまではよかったが)そのあとに、ああいうところでセットプレーでやられちゃうのが、今の流れの典型だと思う。その瞬間のときも、みんなで『ここ集中だぞ』という声は出ていたし、そういう意思統一ができていても、ああいうことが起きてしまうというのが、すごく難しい状況だと思う」
Q:試合後に選手たちで話はした?
「試合が終わるたびに、いつも何かしら話しているし、今日もたくさんいろいろな話をしたが、やっぱりあの場面になる」
Q:ゴールシーンはボールが来る予感があった?
「チュンソン(李忠成)が前で触るような予感はしていて、直感的な部分ですね。チュンソンならここは流すんじゃないかなみたいなのはあった。やっとひとつの形として残せたというのは、これを自信につなげるべきことだと思う」
Q:チームにミスが多かったが?
「こういう状況のときに、どうしてもミスが多くなるのは、いろいろなチームが経験していることだし、うちもそのひとつのチームだと思う。固くなるんじゃなくて、今の状況を楽しめるようにしていくのが、いちばんの打開策になるのかなと思う。前半から見ていて、サイドからのセンタリングが結構チャンスになっていた。自分が出たときには、センタリングがチャンスだなとは思っていた」
Q:問題は自分たちにある感じ?
「完全にそれだと思う。うちは100%以上のモノを出して戦って初めて、いい試合になる。それを忘れないようにしなきゃいけない。100%以上のモノを出すことで、いい試合になる。常に。だから、もしかしたらそこが少し足りないのかなと思う。気持ちが欠けているとは思わないが、負けが込んでいることでの恐怖感みたいなものは、それぞれが持っているのかもしれない。ミスを怖がらないようにするのが、今いちばん大事なことなんじゃないかなと思う」
Q:次は強豪の鹿島戦、U23代表組もチームを離れるが?
「こういうときに、チャンスをもらえるであろう選手たちが力を出すことで、いろいろな意味での競争が始まる。しっかり、新しい力を出していきたい」
●古賀正紘選手(柏)
「(失点シーンは)三浦淳さんのクロスに対して、マークがずれていた。カズさん(三浦知)が比較的スペースに流れてということを意識していたのは感じたし、その分やっぱりDFラインが下がったときに、中盤でしっかりとつながれたという感じもしていた。前半特に、ちょっと全体的にラインが深くて間延びしていて、ボランチのところですごくきつかったという感じはした。結構必死に上げようとは思ったが、相手がバックパスをしたとき以外にラインを上げるタイミングがなかった。なかなかうちがボールキープできなかったので、そこでもう少しラインを上げられずに深いままだった」
Q:ボールキープできなかったのはタメができなかったのか、それ以外の要因か?
「ひとつはパスが2、3本続けてつながらなかったという部分。ある意味イージーなミスというか、ピッチコンディションも含めて、パスがつながらなかったので、後ろの選手としてもなかなかラインを上げづらかったというのはある。(ミスの要因は自信がなくなっているから?)それもひとつの要因としてあると思うし、やっぱり勝てないとなかなかチームとして自信を持って戦えない部分もある。勝っているときであれば、今日1点取った時点でそのまま試合を終わらせることができたと思うが、それができないところに、いろいろな要因があると思う」
Q:連敗中のときからチームとして変えたことは?
「うちのチームがやれることとすれば、前線からの速いプレッシャー。なるべく高い位置でボールを奪うということだったので、それだけはとにかくやろうという形でやった。それもなかなかうまくいかなかったので、やっぱり修正が必要なのかもしれない。しっかりと前からプレスがはまっているときはラインも上げやすいが、それができないときというのはフリーでボールを蹴られることが多いので、なかなかラインも上げづらい。チームとして、そこをもう少し改善できればと思う」
●李忠成選手(柏)
「この結果に誰も満足はしていない。今日は(気持ちの高め方として、U22日本代表の次戦)ベトナム戦を意識してやった。ウォーミングアップ中から気持ちを入れてやったが、1アシストしかできなかったし、あまりいいプレーもできなかった」
Q:アシストの場面について
「後ろにキタジさん(北嶋)がいるのは分かっていてので、うまくいった。自分で打とうとも思ったが、自分よりキタジさんの方が確率は高いなと思った。GKとDFの間にボールを送ったので、触れば点になると思い、そこはパスを選んだ。ただ、シュート数0はいただけない」
Q:U22日本代表としてベトナム戦に向けて
「ベトナム戦に勝てば、次はホームだし、たくさんのサポーターの人たちが応援してくれる。何が起こるか分からないので、1−0でもいいから絶対にベトナム戦は勝って、日本に帰ってきてみんなと一緒に戦いたい。ベトナム戦から自分が出られるように、練習からアピールしていく」
Q:FWは5人呼ばれたが?
「5人呼んだということは、誰を出すか分からないっていう、『お前らがんばれよ』っていう反さん(反町監督)のメッセージだと思う。その期待に応えられるように、サバイバルに勝てるように。サバイバルに勝っても、結果は出さないといけないし、(とにかく)ベトナム戦に勝てるように何がなんでも点を取るということですかね。
(Q:今日の試合に勝って行きたかった?)ただ、今日は先発でFWで出られたのは大きかった」
●南雄太選手(柏)
「(流れが悪いが)勝てないときは、こういうものだと思う。思いのほか長いですけどね(苦笑)。
(先制してイケる感じは)いつも思いますけどね、リードしたら。夏場はこういう試合をほとんどモノにしてきたし、追い付かれるということがほとんどなかったので、やっぱり何かが足りないんでしょうね。そのときと違う。選手の自信という部分もそうだし、最後のちょっとしたところなんだけど、そこがまだいいときに届いていないのかなという感じ。絶対に勝てると思って試合をやるのと、ちょっと不安になりながら試合をやるのとは違う。勝っているときは、リードすれば点を取られないというのは、みんな感じながらやっていたと思うし、今はあまりそういう雰囲気じゃない。後ろで見ていて、やっぱりちょっとバタバタしていてリードしていても落ち着いてプレーできていない」
●小林祐三選手(柏)
「前の感じだったら0で抑えられた試合だったと思う。それは一歩一歩、少しずつプレッシャーが遅かったりだとか、守備の出足が遅かったりだとか、いろいろな要因はあると思うが、すごい残念だった」
Q:失点も崩されたというよりミスからだったが?
「なんということはないシチュエーションだったので、ああいうのが入ってしまうのは本当に残念だった」
Q:連敗は止まったが、チームが変わったところは?
「うちは器用なチームじゃないので、別にやり方を変えたりとかということはできない」
Q:残り3節に向けて
「どれだけ原点回帰できるかというところじゃないですかね。さっきも言ったように、いろいろなやり方ができるチームじゃないので、ひとつのことをどれだけ突き詰められるかというところだと思う。そういう意味で、今までやってきたことにもう一回帰るのが大事なんじゃないかなと。まあ口で言うほど、それは簡単なことじゃない。今回もそういう気持ちで臨んだが、勝てなかった。そうやって口で言っても、なかなかそういう風にはならないものだと思う。
こういうチーム状況のなかで、どうやってしのいでいけるかというのは、これから強いチームになっていくなかですごい大事なことだと思う。4連敗してしまったことはしょうがないので、今日で連敗は止まったし、次からまた新しくラストスパートというか、あと3試合臨んでいけたらいい。この3試合を来年につながる試合にしたい」
●太田圭輔選手(柏)
「もちろん誰も気持ちは切れていないなかでやっているが、ちょっと悪い流れで来ている。勝つことがいちばん流れを変えるにはよかったが、まあ続けてやっていくしかない。負けなかったということで、勝点1は取れたので、ひとつ上積みできたという意味ではポジティブに考えてやっていきたい。0じゃないので。(先制点を奪ってイケる感じだったが)そういう流れにもなったし、みんなあとは守り切るというか、そういう風には考えたと思う」
Q:北嶋選手のゴールについて
「うれしかったですね。相当疲労が来ていたので、キタジさんがいちばん向こうのサポーターのところまで走っていったとき、俺とかシュン(永井)とかは(ピッチの)真ん中にいましたけど(笑)。せっかく決めてくれたので、そういう意味でも勝ちたかった。(あの場面でのセンタリングは)初めキタジさんは亮(小林)が裏を回っていたので、そこに出すのかなと思っていたらしい。ちょうどチュンソン(李)がいて、その裏にキタジさんという感じで並んでいたので、ニアだったらチュンソンで、越えてもキタジさんがいるような感じになってよかった」
Q:フランサが抜けて、中央でタメが作れなかった反面、サイドから崩せたのは収穫では?
「前半なんかも何回かあったし、後半立ち上がりの裏に入れてチュンソンに出そうとしたところ、ちょっとDFに阻まれた場面があったが、あれも初めはシュートを打とうかなというのも選択肢にあった。チュンソンが中にフリーでいたので出したが、ああいうチャンスは作れていたので、そこを決め切れるようになれれば違うと思う。前半なんかも何本かクロスがあったし、そういうところで決まってくれば、また勝つ流れにもっていけると思う」
●三浦知良選手(横浜FC)
「先に点を取られたが、よく追い付いてくれたし、負けなかったのはチームにとってはすごい自信になると思う。前半チームとしてチャンスがあったが、後半はそんなにうまい具合にチャンスをつかめなかったので残念。まあチームが負けなかったし、内容もすごくよくなってきている。あと3試合あるし、そのあとの天皇杯に向けてチームがいい状態になっていくんじゃないかなと思う」
Q:J1の無得点時間を更新してしまったが?
「あんまり関係ないね(笑)。まったく頭の中になくやっていた」
Q:いい流れだったが?
「前半もすごくアグレッシブだったし、自信になっていると思うので、とにかく今日はこのアウェイで負けなかったことが大きかった。(同点の場面は)僕はスタジアムの中に入っていて、歓声を聞いたときには正直2点目を取られたかなと思った。でもこっちが取ったって聞いて、まあうれしかったですよね。内容がよくて、1点は先に取られたが、それを追い付いたということで、また自分たちがもっと自信を付けるためにも、今日の引き分けは大きかったと思う。ただ、試合のなかで悪い流れはあった。プレスがかからなくなったのもあるし、ちょっとミスが続いているなと思った時間帯に、やっぱり取られた」
●三浦淳宏選手(横浜FC)
「(得点場面は)シンゴ(根占)が触らなくてもたぶん入っていたと思う(笑)。3人ぐらい飛び込んでいたから、GKもつられていた。いやぁ、でもよかった。取り敢えず勝点1。次は勝ちたい。今までと比べて、チャンスは増えている」
●山口素弘選手(横浜FC)
「(ピッチが滑ったが)つなぐチームなのでボールが走ってよかった。まあでも勝ちたかったのが本音。
(Q:今まで先制されると負けていたが、勝てた要因は?)
まず攻めようと言っていたから、『続けろ続けろ』って。時間もまだ15分あったし、そんなにやられていたわけではなかったし。(あと3試合あるが)まあ勝ちたいです」
以上













