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【J1:第32節 磐田 vs 川崎F】プレビュー:高い技術を誇る両チームの対決。茶野・成岡・上田・カレン…と多くの選手が離脱する中、磐田が層の厚さを見せつけられるか?(07.11.18)

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11月18日(日)J1 第32節 磐田 vs 川崎F(14:00KICK OFF/ヤマハ
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 あと3試合を残して、8位の磐田と6位の川崎F。どちらも上位4チームとは差が開き、目標設定がむずかしい状況ではあるが、5位の新潟から磐田までの勝ち点差はわずか2ポイント。セカンドグループはかなりのダンゴ状態になっており、磐田にとってはこの試合に勝てば一気に5位にまで上がれる可能性があるが、負ければ10位に落ちる可能性もある。
 どちらもリーグ終盤になってチーム状態が上向きになってきたチームだけに、最後を気持ち良く締めくくりたいという思いが強い中、どれだけパフォーマンスを高められるかという点が大きな注目点となる。

 リーグ戦では約1カ月ぶりにホームに帰ってきた磐田は、内山新体制になってからここまで3勝3分1敗という成績。ただ、前回のホームゲーム・鹿島戦(10/20 第29節)で初黒星を喫した後は、アウェー2連戦で新潟、名古屋に引き分け、ここ3試合勝利から遠ざかっている。ただ、直近2試合はアウェーで勝つのがむずかしい相手で、前節の名古屋戦では後半13分に茶野が退場になって数的不利になってしまったという状況なので、とくにチーム状態が悪くなっているわけではない。

 だが、その中で少し気になるのは、得点力の不足だ。アジウソン監督の頃は、自分たちが引いた状況からカウンターを仕掛ける場面が多かったため、攻撃のときに大きなスペースのある場面が多かった。それが内山監督のサッカーでは、自分たちでボールを支配し、ゲームを作っていくという、かつての磐田らしさを目指しているため、以前ほどカウンターの機会は多くない。また、相手がある程度守備を整えた中で攻め崩すためには、攻撃の流動性や連携・精度などを高めなければならないが、それにはやはり時間がかかる。現状は、そのあたりで少し苦労しているという段階だろう。

 内山監督も、「奪った後のミスが多いのと、(中盤で)時間が作れない。そこで前線までうまくボールが入らない分シュートまでいけない。(ボールを持たない選手の)動くスピードが変わらないし、動くタイミングも悪い」と語っているように、理想とする攻撃を実現するためには、まだまだ課題は多い。
 とくに最近のゲームで課題になっているのは、ボランチのあたりで少し時間的なゆとりを持ってボールを持てる状況を作り、そこから前線に効果的な縦パスを供給していくという部分。西がケガ、成岡が出場停止、上田が五輪代表で不在と中盤の主力を欠く中で、そこがどれだけ改善できるかという部分も、大きな注目点となるだろう。その意味では、トップ下での先発が予想される船谷の働きにも大いに期待したい。

 守備に関しては、セットプレーやカウンターで失点した鹿島戦(1-3)以外の6試合ではわずか2失点しかしておらず、かなり安定している。前線からしっかりとプレスをかけるという部分でDFラインの負担を減らし、プレスがかからなかった場合でも田中に統率された3バックがよく踏ん張り、そこを突破されても最後の砦・GK川口がファインセーブでチームを救うという三重の網でゴールを守っている。

 ただ今節は、職人的に良い仕事を続けていた茶野が出場停止となったため、その穴をきっちり埋められるかどうかが大きな課題となる。代わりに先発が予想されるのは大井だが、久しぶりの先発で非常に気合いが入っている彼の奮闘にも注目したい。
 前線では、カレンも五輪代表で不在になるが、2トップの一角に入るのが、中山になるのか林になるのか。出場できない選手が多く、周囲からは緊急事態という声もあるが、ここは磐田らしい層の厚さの見せどころでもある。

 対する川崎Fは、2週間前のナビスコカップ決勝では惜しくもG大阪に及ばず、チーム初タイトルを逃したが、そのショックを引きずってはいない。前節の浦和戦ではACL王者をあと一歩のところまで追い詰め、その前はナビスコカップ準決勝も含めて5連勝と、10月以降はかなり上り調子となっている。この試合では、DF伊藤が出場停止、トップ下のマギヌンがケガという状況だが、磐田に比べれば影響は少ないだろう。

 磐田との対戦成績は2勝5敗だが、ヤマハスタジアムでは2勝1敗と勝ち越しており、芝の状態が良い磐田のピッチは、川崎Fにとってもやりやすい舞台だ。また、磐田がホームらしくボールを支配したとしても、川崎Fには中村とジュニーニョのホットラインを生かしたJ有数の速攻がある。そこからゴールを奪えれば川崎Fのペースとなるだけに、磐田としても、そこは絶対に抑えなければいけない部分であり、スリリングな攻防が見られるポイントとなるはずだ。

 以上のように見どころはかなり多く、技術の高いチーム同士が持ち味を発揮しやすい舞台で戦うという意味でも、純粋にサッカーの内容を楽しめるゲームとなるのではないだろうか。

以上
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