11月18日(日)J1 第32節 F東京 vs G大阪(14:00KICK OFF/味スタ)
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昨季リーグ28節のこのカードは、F東京のクラブ史に残るような鮮烈なゲームだった。倉又トーキョーの代名詞ともなった0−2からの逆転劇。前半2点を先制されながらも終盤、今野のゴールを皮切りに7分間で3得点し、ゲームをひっくり返した。昨季同様のエンターテイメント性にとんだゲームを期待したい。だが、G大阪にとっては、優勝争いをかけた重要なゲーム。絶対に負けることは許されない。リーグのエンディングを大きく左右する大一番は明日、味の素スタジアムで14時、キックオフする。
F東京はU-22日本代表の平山相太、伊野波雅彦に加え、赤嶺真吾が右ひざの検査手術で欠場し、石川直宏も片頭痛のため出場を回避した。「試合に出たくてウズウズしている選手を使いたい」と原監督。明日のスターティングラインナップには、フレッシュな顔ぶれが並ぶ。
F東京生え抜きのファンタジスタたちの競演がついに実現しそうだ。ルーキーMF森村昂太は、トップ下でリーグ戦初先発が濃厚。怪我から復帰した、馬場憂太と梶山陽平もベンチに控え、勝負所での投入が予想される。ここ数試合はボールの預けどころがなく、単調なゲーム展開に終始してしまっていただけに、原監督が描くサッカーがようやくピッチで表現されようとしている。また、MF池上礼一が念願のリーグ初先発を飾ることになった。
池上のプロサッカー選手としての日々は、昨季のルーキーイヤーから常にけがとの戦いだった。
「学生の頃は大きいけがもなくて、ちょっとの痛みでもやれていた。でも、プロはパワーも違うからごまかしが利かない。それにけがを放っておくと慢性的になってしまう。このまま終わってしまえば、それまでの選手だと思っている。今は、前を向いていくしかないし、けがしてサッカーが出来ないことを考えれば、今はサッカーが、仕事が出来る。その喜びを大切にしたい」(池上)
けがと向き合った2年間を振り返り、池上はそう話した。そして、チャンスは舞い込んできた。「ガンバにとっては、優勝のかかった試合かもしれない。でも、僕にとってはサッカー人生をかけた試合。内容は二の次にして結果に、勝ちにこだわりたい」。
練習場のある小平グランドでは、いつも遅くまで残り練習を続けてきた。今季から背負った背番号16は、F東京ではサポーターに愛される選手がつけてきた歴史がある。池上も「それに恥じない選手になりたいし、自分の番号にしていきたい」と開幕前からそう話していた。積み重ねてきた努力は、裏切らない。それを池上が味スタのピッチの上で証明する。
G大阪にとっては、リーグ優勝に向けて絶対に勝ち点3が必要なゲームだ。中盤が奏でる流麗なパスサッカーは、リーグ屈指の破壊力を誇る。中盤に入るどの選手も、常にパスコースを作る単純作業を怠らず、ゲームを支配する力を持っている。また、ナビスコカップ決勝で見せたように、流れの中でもシステム変動を柔軟にこなせることから、西野監督が目指すサッカーの戦術浸透度の高さがうかがえる。
ただ、安田理大をけがで欠き、負ければリーグ優勝に黄色信号が点ることから、西野監督は手堅い戦い方を挑んでくることも想定できる。受けて立つF東京MF今野泰幸は「個人としては、フィジカルで勝負を挑みたいけど、一人でどうにか出来るものではない。組織としてチーム一丸となって臨みたい」と話す。
90分間の戦いの後に、笑顔がこぼれるのは、リーグの覇権を狙うG大阪なのか。天皇杯に向けて弾みをつけたいF東京なのか。明日の味スタのピッチの上には、独特の雰囲気が漂っているはずだ。
以上
2007.11.17 Reported by 馬場康平
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