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【第87回天皇杯5回戦 Honda FC vs 名古屋】プレビュー:ジャイアントキリングこそ天皇杯の醍醐味。「台風の目Honda FC」が名古屋に挑む5回戦は熱闘必至(07.12.08)

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12月8日(土)第87回天皇杯5回戦 Honda FC vs 名古屋(13:00KICK OFF/松江)
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 普段はプレーしているカテゴリーが違うチーム同士が一同に会して優勝を争う天皇杯全日本サッカー選手権大会。同じピッチに立ち、同じ目標を目指す者同士に与えられたチャンスは同等。誰にでも優勝を狙う資格があり、そして、どんなチームであれ少しの油断があれば戦いの舞台から姿を消すことを余儀なくされる。トーナメント方式で雌雄を決する大会は一発勝負。そこには格上も、格下もない。過去の大会でも何度となくジャイアントキリングが演じられてきた。

 そして今大会。ここまでサッカーファンの注目を集めているのが今シーズンのJFLを5位で終えたHonda FCだ。2回戦から登場したHonda FCは、まず埼玉SCを2-0で順当に下すと、続く2回戦でJ2の東京Vを延長戦の末1−0で撃破。さらに4回戦で合間見えた柏には先制点を奪う好調な立ち上がり。一時は1-2とリードを奪われたが、77分に同点に追いついて延長戦に持ち込むと、終了間際の119分に劇的な決勝ゴールを奪って5回戦へと駒を進めてきた。登録選手全員がアマチュアながら2戦連続のジャイアントキリング。もはや「勢い」という言葉だけでは説明できない。

 チームスタイルはコンパクトなゾーンを形成したプレッシングサッカー。奪ったボールを素早く攻撃に結びつけるのが特長だ。東京V、柏との戦いでも自分たちのサッカーを余すことなく披露。前線から献身的にボールにプレスをかけ続けるサッカーは、Jリーグ勢に思うようなサッカーをさせなかった。そして、試合後に「自分たちみたいなチームでも、精一杯やれば切り拓ける。そういうところで、チャレンジする価値がある。やっていこうと思えるモチベーションにつながる」と語った石橋眞和監督(Honda FC)。その姿勢は5回戦に対しても変わらない。

 そのHonda FCのチャレンジを受けるのは名古屋。初戦となった草津戦では1失点を喫したものの3-1で順当勝ちして5回戦に進んできた。単純な地力を比べればHonda FCを上回るのは多くのサッカーファンが認めるところ。しかし、無くすものなのいチームが無我夢中でチャレンジしてくるのに対し、結果も内容も問われる名古屋にとっては、トーナメントの浅いラウンドの戦いは決して簡単ではない。まして、長く激しいリーグ戦を終えた直後は心身ともに疲労が色濃いもの。どうコンディションを作ってくるかがポイントになる。

 また、リーグ戦を11位で終え、ヤマザキナビスコカップでグループリーグ敗退を喫した名古屋にとっては、今シーズンに残された最後のタイトル獲得のチャンス。フェルフォーセン監督にとっては日本国内での最後のチャレンジになる。「もし集中力を欠けばどのチームにでも負けうるものですし、逆に集中力を保ち自分たち本来のサッカーができれば、どんなチームにも勝てる自信がある」(草津戦後の記者会見でのフェルフォーセン監督の言葉)。サポーターも、第79回大会以来、8年ぶりの元旦の国立、そして一番高い位置に上ることを望んでいる。

 会場となる松江市の最低予想気温は5度。最高予想気温は11度と、寒い中での試合になるが、更なるサプライズを狙うHonda FCと、タイトル奪取を目指す名古屋の戦いがヒートアップすることは間違いなし。日本最大・最古の大会にふさわしい熱戦が繰り広げられることになるだろう。そして、そんな試合を島根県サッカー協会は特設サイトを開設して後押しする。絶対に見逃せない試合。さあ、スタジアムに足を運ぼう。

以上

2007.12.07 Reported by 中倉一志
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