12月8日(土)第87回天皇杯5回戦 清水 vs 横浜FM(13:00KICK OFF/桃太郎)
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2007年。長いようで、短いシーズンだった。
J1の最終節、横浜F・マリノスはアウェイでの神戸戦を戦い、7位でシーズンを終えた。帰りの地下鉄駅へと向かう道で、同行したカメラマンがつぶやいた。
「今年は、なんか短かった気がするね」
3月、まだ寒かった春先に始まり、初冬を迎える12月に終わったリーグ戦は34試合。ヤマザキナビスコカップは準決勝まで10試合、天皇杯はまだ終わってはいないが、4回戦を勝ち抜いて1試合。ここまでこなしてきた取材は、計45試合。昨年と同じペースだ。なのに、なぜか物足りない、短いような気もする。
今シーズン、横浜FMは早野宏史監督のもと『ハードワーク』をコンセプトに『プレッシングサッカー』をやり通し、新たな境地を切り開いた。紆余曲折はあったものの、猛暑の8月は負けなしの強さを見せつけた横浜FMだが、9月以降は急速に下降線をたどり、不完全燃焼のままにリーグ戦を終了。
だから、まだ何も成し遂げていない。選手たちも、そしてサポーターもおそらく煮え切らない思いを抱いているだろう。
「シーズンも終わりに近づいて、しばらく試合が見れないのが悲しいです」
中学生の娘さんとホームゲームに毎回、足を運んでいるサポーターが、最終節の数日前にメールを送ってくれた。
シーズンの最後を締めくくる戦い−−それは、天皇杯以外にあり得ない。5回戦、横浜FMは清水エスパルスと、岡山・桃太郎スタジアムで準々決勝進出を懸けて戦う。
昨年と同じ4位でJ1のシーズンを終えた清水だが、最終節は鹿島アントラーズに完敗、逆転優勝の引き立て役となってしまった。25節を終えた時点では3位と、優勝の可能性を十分に秘めていた清水だが、その後は鹿島の快進撃もあって上位と大きく引き離されてしまった。目の前で鹿島の胴上げを見せられた長谷川健太監督は「これは『もっと頑張らないといけない』と言われているような気がする。これを天皇杯、そして来季につなげて、来季こそサポーターと喜び合えるようにもっと努力・精進していきたい」と語っていた。リーグ優勝の行方次第では、来年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権獲得の可能性もあったが、最終的には優勝した鹿島とは勝点11差、3位ガンバ大阪にも6点もの差をつけられてしまった。
天皇杯の優勝チームには例年、翌々年のACL出場権が与えられていたが、来年度から優勝チームは翌年のACLに出場することになる。したがって、今年度の優勝チームには、ACL出場権が与えられない。モチベーションは低くなるが、それでもJリーグ、ナビスコカップと並ぶ3大タイトル。くしくも、中澤佑二が天皇杯4回戦(佐川急便戦)の後にこう言っていた。「別に僕らはACLに出るために優勝を狙っているわけじゃない。天皇杯で優勝するために頑張っている」。1921年に始まった、日本で最も歴史あるこの大会に、意地とプライドを懸けて臨む。
横浜FMと清水の対戦は今シーズン、実にこれが6試合目となる。リーグ戦2試合、ナビスコカップ2試合に加え、プレシーズンマッチでも戦っている。リーグ戦は清水の1勝1分け、逆にナビスコカップは横浜FMの1勝1分け、プレシーズンマッチは90分で引き分け(変則的に延長なしでPK戦を行い、清水が勝ったが)。まったくの五分五分だ。ともに堅いディフェンスから、しっかりとしたビルドアップでオフェンスを展開する両チーム。これまでと同様、拮抗した試合展開となるだろう。
「元日は国立に行きたい!」
両チームのサポーターが抱いている想い。愛するチームのサッカーを、まだまだ見ていたいのだ。
天皇杯はここから本当の戦いが始まる。決勝までの第1ステップに過ぎないが、持てる力を出し切れば、結果は自然とついてくるはずだ。
以上
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