2月6日（水）2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 日本代表 vs タイ代表（19:20KICK OFF/埼玉）
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★前日練習後の岡田武史監督（日本代表）コメント >>

●播戸竜二選手（Ｇ大阪）：
「（初めてのワールドカップ予選？）今までいい準備をしてきたと思うし、それを出すだけ。楽しみな気持ちが強い。（今まで予選を外から見ていて？）簡単な試合はない。ワールドカップはホントに日の丸を背負って戦うという重みのある大会。その予選だから。それを体感できてすごく幸せ。そういう場所でゴールできたら一番いいし、ゴールにつながるプレーをやりたい。（ドイツワールドカップの予選では久保、大黒などＦＷが活躍した？）ＦＷが点を取ることは大事なこと。だけど簡単には入れられない。向こうも守ってくるしね。そういう中でＦＷが入れてチームを勢いづかせることは重要。ＦＷにとってはチャンスはチャンスだけど、チームとしてまずしっかり勝ちたい。初めて予選を戦う選手が多い中だしね。自分もチャンスはあると思うけど、やってきたことを信じて、まずは登録メンバーに入りたい。出番が来たらしっかりやりたい。いろんな仕事ができればいい。ボスニア戦みたいに途中から出て流れを変える役割もオプションの１つ。いろんなオプションや引き出しがあった方がチャンスになる」

●阿部勇樹選手（浦和）：
「（タイ戦で予選が始まる？）頑張ります。（試合のポイント？）今までやってきたことをやるだけ。（埼玉スタジアムでの試合？）ホームでやれるし、しっかり勝たないといけない。予選は長いし、１戦１戦やっていければいい」

●内田篤人選手（鹿島）：
「自分が10代だからとか、ワールドカップ予選だからとか、そういうのは今は思っていない。目の前に試合があるから頑張ろうというだけ。（チリ戦からボスニア戦にかけてよくなった？）まあ相手もあったし。自分としてはそんなにいいプレーができたとは思わない。（ワールドカップ予選の印象？）今まで見てないので特に印象もない。（高原さんのアシスト？）練習試合でもいつも思っていたこと。タカさんも要求してくれるし、いいボールを入れたい。（相手が引いてくるか、前から来るか分からない？）蹴るなら蹴るとハッキリさせること。つなぐのもいいけど、つないで失点したらしょうがない。相手が前から来たら蹴ることがあってもいい。リスクを恐れずにいきたい。ゴール前でつないで取られて失点することほどつまらないものはない。ワールドカップ予選だからといって、騒いでいるのは周りだけ。普通の試合だと思ってやります」

●巻 誠一郎選手（千葉）：
「（2006年ドイツワールドカップ前との違い？）どちらも変わらず、フレッシュな気持ちで来ている。（本大会と予選の違い？）今回は負けられない気持ちが強い。ホームは絶対に勝点を落としたくないし。自分にとっては初めてのワールドカップ予選だし、楽しみな部分ももちろんある。どんな厳しさがあるのかなと。全てうまくいくとも思っていない。１つのチームとしてまとまって戦うことが何よりも大事。その一員として責任を持ってプレーしたい。過去のワールドカップ予選は見ていた。日本の全部が注目してるし、自分も期待しつつ見ていた。2004年もそうだし、その前もテレビにかじりついてみていた。そういうピッチに立てて、自分が関われることが光栄だと思う。責任を持ちながらプレーをしなければいけない。（高さが武器？）自分が出るなら役割をしっかりと把握しているつもり。そういうプレーをしっかり出したい。つぶれ役でもチームに尽くすことが大事。自分はＦＷだし、もちろんゴールを決めるのが勝利への近道だけど、そううまくはいかない。だからチームの勝利を大前提にプレーしたい。明日は強い気持ちを持って戦うだけ。出るからには100％の状態で自分のプレーをしなけれないけない」

●中村憲剛選手（川崎Ｆ）：
「（相手が前から来るか引いてくるか分からない？）前から来るなら、相手のプレスの激しさとラインの高さにもよるけど、裏があく。裏があると思わせる攻めをしたい。裏に通ったら一発だから。下がってくるなら空いてくるところがいくつか出てくる。ボールを回しつつ、サイドチェンジをしながら、自分たちの状態をうまく生かしながら攻めたい。（チリ戦とボスニア戦は両方のいい練習になった？）そうかもしれない。でもチリとタイはシステムが違う。（タイは４−４−２？）たぶんそうだと思う。相手は日本のワンボランチの周囲を狙ってくると思うし、そこは気をつけないといけない。試合になれば相手も考えてくる。状況に対して焦らず、話し合いながら、うまくやれればいい。（早い時間帯に点がほしい？）ゴールを狙いに行く姿勢を出すことが大事だけど、リスク管理も後ろを中心に大切になる。非常に集中してのぞまないといけない試合になる。とにかくゴールを決め切って勝つことが大事」

●遠藤保仁選手（Ｇ大阪）：
「いろいろだなという感じ。練習の雰囲気もよかった。タイのビデオを見たけど、足元がしっかりしている。１人１人に一瞬のスピードがある。組織で取りに行けば問題ないんで、１対１を作られないようにしたい。今の日本は特に守備面で連動して動けている。修正点はあるけど、１試合目より２試合目の方がよかった。成長している。（合宿では苦労していた？）最初はうまく連動できていなかった。頭でわかっていても体がついていかなかったり。体が動いても周りと合わなかったりしていた。公式戦で２試合やったことでだいぶよくなった。まだ完璧じゃないけど、グランド上で気づいたことをすぐに修正できるようになっている。これから厳しい状況の試合が増えていくので、コミュニケーションをしっかり取りたい。１試合目より２試合目はよくなっているんで、次はもっとよくしなきゃいけない。結果が全て。もちろんいい内容にこしたことはないけど、明日は結果にこだわりたい」

●高原直泰選手（浦和）：
「（非公開練習？）明日のゲームに集中するためにはよかった。（コンディションが戻ったか？）どうかなあ。やってみないと分からない。ただ、自分でできることをキッチリやること。ミスを恐れずに大胆にプレーしたい。（予選を経験していない選手が多い？）人それぞれにいろんな経験をしている。確かに予選の経験は少ないかもしれないけど、それが影響するかはやってみないと分からない。この試合のためにみんなで準備してきたし、不安はない。リーグ戦なんで、初戦に勝つことでその後への影響が出る。まずは初戦を取りたい。チームはいい感じで仕上がっている。ゲームを作っていく中で相手の弱いところをついていきたい」

以上