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【日本代表 vs 北朝鮮代表】プレビュー:注目の2トップに播戸と田代? 強豪・北朝鮮を下して、初タイトルに弾みをつけたい岡田ジャパン(08.02.17)

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2月17日(日)東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 第1戦 日本代表 vs 北朝鮮代表(19:15KICK OFF/中国・重慶)
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★この試合の模様はTBS系列にて19時より生中継!
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 岡田ジャパンの初タイトルを狙う東アジア選手権が明日17日、中国・重慶でスタートする。初戦の相手は2年半前の第2回大会(韓国)で0−1の苦杯を喫している北朝鮮。その手ごわい相手と再び初戦で対峙しなければならない。しかも今回のメンバーには鄭大世(川崎F)や安英学(水原三星)といったJリーグ経験者(安英学はJリーグでは新潟、名古屋に所属)もいて、前回よりチーム力がアップしているのは間違いない。日本としてはまずゲームの主導権を握り、点を取って確実に1勝を挙げたいところだ。

 1月の指宿合宿以来、FWの軸をなしてきた高原直泰(浦和)、巻誠一郎(千葉)、大久保嘉人(神戸)が揃って離脱している今大会。北朝鮮戦でどのFWがピッチに立つかは大きな注目点である。16日の前日練習を見る限りだと、岡田武史監督は播戸竜二(G大阪)に田代有三(鹿島)を組み合わせる形を考えているようだ。運動量豊富で貪欲にゴールに向かう播戸と圧倒的な高さでターゲットになれる田代なら、新たな攻撃のリズムが生まれそうな予感もある。彼らを起点としながら「流れの中からの得点」を奪うこと。それが北朝鮮戦の最大のテーマになる。

 劇的なドラマの連続だった2004年アジアカップから3年半。日本代表が再訪した重慶はどんよりとした曇り空に覆われていた。中国内陸部に位置するため、夏は猛暑に見舞われ、冬の寒さも非常に厳しいといわれたが、ここ数日の気温は10度前後。日中は東京よりも明らかに暖かい。

 そんな中、岡田ジャパンは東アジア選手権への準備を続けてきた。14〜15日は午前午後の2部練習をこなし、15日午後には試合会場となる重慶五輪競技場での公式練習も実施した。その間には、今年に入ってから出場機会を失っている加地亮(G大阪)を左サイドバックでテストするなど、指揮官は新たな試みにも取り組んでいた。

 そして北朝鮮戦前日の16日は太田湾体育場で17時半から1時間程度の軽いトレーニングを行った。3色のビブスに分かれてのボール回し、ハーフコートでの9対9+フリーマンなどの練習が盛り込まれたが、特に興味深かったのがクロス&シュート。MFがFWにボールを当て、これをサイドに展開して、再び中央に折り返してゴールを狙う形を確認するものだった。岡田監督は最終的に2組に分けて攻撃をさせたが、主力組と見られるグループの2トップは播戸と田代。加地も左サイドに入っていた。「明日の朝になったら気が変わるかもしれない」と冗談交じりに話す指揮官のことだけに、まだこのメンバーが本決まりとはいえない。が、大胆不敵な一面を持つ人だけに、初タイトルのかかったトーナメントの初戦でいきなりリスクを冒した采配に打って出ることは十分考えられる。

 播戸と田代ならそれぞれ特徴もハッキリしていて噛み合いそうだ。「播戸さんは声を出してくれるし、一緒にやりたいという気持ちがあった」と田代も素直にコメントしていた。2人がうまく機能すれば、6日の2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ アジア3次予選初戦・タイ戦(埼玉)で課題として残された「流れの中からのゴール」が生まれる可能性も高くなる。田代という明確なターゲットがいれば、右サイドの内田篤人(鹿島)も左に入るであろう加地もクロスを上げやすくなるからだ。

 彼らアウトサイドと中盤の連動もこれまで以上に重要になってくる。今回のMF陣はボランチに鈴木啓太(浦和)、右に中村憲剛(川崎F)、左に遠藤保仁(G大阪)、トップ下に羽生直剛(F東京)という顔ぶれになりそうだが、「タイ戦までは外と中のタイミングが合わなかった。それをこの大会で改善したい」と遠藤も話している。中盤での細かいパス回しで相手を食いつかせ、サイドチェンジやクロスを織り交ぜるという「接近・展開・連続」をこの試合でも出せれば、きっとゴールはこじ開けられるはずだ。

 北朝鮮は前回の東アジア選手権や2006年ドイツワールドカップ最終予選で2度対戦して分かっている通り、堅守速攻を得意とするチームだ。守備陣は3バックから5バックへとディフェンシブに来ると見られる。しっかりと引いて守り、日本の攻めを寸断したところから、ボランチの安、キム・ヨンジュンが1トップの鄭へと一気に展開してくる。このパターンが出たら危険である。鄭のパワーと決定力はJリーグでも実証済み。この試合でセンターバックに入ると見られる中澤佑二(横浜FM)と水本裕貴(G大阪)には、90分間集中したタイトな守りを見せてもらう必要がありそうだ。

 ゴールマウスを守るのは川口能活(磐田)だろう。彼にとってもこの重慶は思い出深い土地だ。忘れもしない2004年7月31日のアジアカップ準々決勝・ヨルダン戦、彼は神がかり的な4連続PKセーブで、窮地に追い詰められた日本を救ったのである。本人もあの刺激的な経験を忘れていない。「今回もまたアウェーでの雰囲気を楽しみたい」と頼もしいコメントを口にしていた。
 彼の類稀な経験を他のメンバーに伝えられれば、岡田ジャパンもこれまで以上にタフなチームになれる。将来への明るい展望を持てる力強いサッカーを明日の北朝鮮戦ではぜひとも見せてほしい。

以上

2008.02.16 Reported by 元川悦子
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■第2戦以降の予定

2月20日(水)東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 第2戦 日本代表 vs 中国代表(19:15KICK OFF/中国・重慶)
-試合速報- / ★この試合の模様はTBS系列にて18:55より生中継!

2月23日(土)東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 第3戦 日本代表 vs 韓国代表(19:15KICK OFF/中国・重慶)
-試合速報- / ★この試合の模様はTBS系列にて19時より生中継!
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