3月2日(日) 2008Jリーグプレシーズンマッチ
大分 0 - 0 福岡 (13:00/九石ド/8,413人)
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プレシーズンマッチと言えども、九州ダービーは絶対に負けられない一戦。ある意味、開幕戦と同じくらいこのダービーを楽しみにしていたサポーターも少なくない。これまでは6戦中、4勝2分と大分が圧勝してきた。しかし、福岡としてはこの歴史を塗り替えるためにも何としてでも勝ちたいゲームだ。
結果から言うと、今回の対戦は0−0のスコアレスドロー。両チームとも得点も決まらなければ、決定機自体も少なく、この対戦を楽しみにしていたサポーターからすると、一見退屈な試合であったと思う。しかし、両チームの指揮官は試合後の記者会見で、「相手にスペースを与えず、ボールポゼッションができた。」(大分・シャムスカ監督)「失点ゼロで抑えられたことには満足。」(福岡・リトバルスキー監督」と共に及第点を与えた。
両チームにとっては、キャンプで仕上げてきたことが実践でき、明確な課題も見えたという意味ではいいゲームであったと思う。
まずは、福岡。リトバルスキー監督は長いリーグを戦い抜くために、今シーズンから守備を重視する戦い方に変えた。キャンプ中も守備の練習に多くの時間を割いた。その成果はしっかりとこの試合に表れていた。課題は攻撃面のみ。この試合でもシュートを打ったのは黒部の一本のみ。「シュートは入らなくて残念だけど、今のチームのテーマは失点しないことなのでそういった意味では、悪くはなかったのでは。今は、自分たちもかなりDFをする時間が多い。ただ、せっかくカミ(神山)がボールを取ってもその後、安易にボールを奪われて、自分たちでDFしなきゃいけない状況も作っているところもある」この黒部の言葉が今のチーム状況をよく表している。ボールを奪った後の攻撃、また来週から合流する新加入のFWグリフィスが開幕までどれだけにフィットするかがポイントになってくるであろう。
一方の大分も失点ゼロ。攻撃ではほとんど大分のペースだったというところはJ1の力の差を見せつけたが、逆にJ2の福岡に対し得点できなかったという意味では、今後J1で戦っていくのに不安が残る。大分のポイントは、トップ下の家長がケガしたため、急遽、重要なポジションを任せられる事になった金崎がどれだけ機能するかに注目が集まった。実際、攻撃に絡めなかったという意味では、思うような成果は出せなかった。試合後、金崎は「勘違いしていて左サイドに張ってしまったため、噛み合わなくなった」と反省点を述べたが、動き方や判断力と言う意味ではまだまだ経験を積まなければならない。2トップの高松とウェズレイとの連携も深める必要がある。「ウェズレイの調子はだんだん上がってきている」とシャムスカ監督はコメントしているが、本来のキレに戻るためにはもう少し時間がかかりそうだ。
開幕までには、両チームとも課題は山済みではあるが、修正ポイントが明確に出たという意味では、実りの多いプレシーズンマッチであったと思う。
以上
J’s GOALニュース
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