3月8日(土) 2008 J2リーグ戦 第1節
愛媛 2 - 1 熊本 (14:04/ニンスタ/5,122人)
得点者:54' 田中俊也(愛媛)、63' 青野大介(愛媛)、80' 高橋泰(熊本)
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●望月一仁監督(愛媛):
「厳しい試合になると思っていた通りの展開になった。開幕戦は内容より結果が大事だと思っていたし、ここで負けると去年の二の舞になって自信をなくして第1クールを終えてしまう恐れがあった。その意味でも結果が全てだと思っていたので勝てて良かった」
Q:予想していた通りの展開だった?
「熊本は勢いがあるチームで、06年のウチもああいう感じだった。前半は我慢かなと思っていたし、後半は落ちるので点を取れれば残りはまた勢いが出てくると思っていた。失点がなければもう少し落ち着いてできたので、2点取った後の内容は少し気になった」
Q:新加入の若林、キムテヨン、津田の評価は?
「だいぶ緊張していたのでは。前半はサッカーをしていないというイメージで、関根もそうだし始めて開幕戦に出る選手は真っ白になったサッカーをしていたのでは。後半は落ち着いて持ち味を出せていたので安心して見られた。もう少しゲームをコントロールできる選手がいればいいが、怪我で今日はいなかったので前半は心配していた」
Q:改めて今後の課題は?
「選手間の距離が遠かったし、守備も攻撃も連動性がないと落ち着いてサッカーができない。今日はサッカーじゃないような試合をしてしまった。守備でも高い位置でスイッチを入れるようにしなければ。まだまだ修正する事はある」
Q:開幕で1勝を挙げた意味は?
「本当に大きい。去年は開幕を落として自信を取り戻すのに時間がかかった。06年は勝って勢いに乗ったので、今季も勢いを持ってやれるかなと思う」
Q:今日の課題を次戦に向けてどのように修正するか?
「判断の共有という部分では、自分達が何をしたいのか見えなかったのは気になる。高い位置から前に行く選手がいれば行かない選手もいて、蹴ってくるのが分かっているのに行ってしまう選手もいた。横の選手、縦の選手のつながりなど守備のコミュニケーションを合わせていかなければならない。攻撃も同じ。もっと先読みしながらゲームを作る選手がいないし、中心になる選手がいないのなら、いる選手が一緒になってやらなければ。途中から若林が起点になったし、江後や赤井の中盤も機能したので、彼らが起点になって判断を共有して仕掛けられればよくなると思う」
Q:後半になってよくなったが?
「向こうがラフに蹴ってくるところで、守備をつめてセカンドボールの対応を修正した。サイドハーフを中に入れて中盤を厚くしたこともあってセカンドボールを拾えたし、FWが横並びになっていたのでギャップに顔を出すことで、中から外を使ってクロスを上げようとした。2点取ったところまではよかったが、その後運動量が落ちてしまい相手が出てくる中でサイドが中に入ってしまって高い位置にはれなかった。ただ、向こうが前に来るところで05年や06年は失点をくらっていたが、07年から残りの時間の使い方はうまくなった。ヒヤヒヤしながらも大丈夫じゃないかと思っていたが、最後のCKは本当にヒヤヒヤした」
以上













