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【J2:第1節 徳島 vs 横浜FC】美濃部直彦監督(徳島)記者会見コメント(08.03.09)

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3月9日(日) 2008 J2リーグ戦 第1節
徳島 0 - 2 横浜FC (14:06/鳴門大塚/6,150人)
得点者:36' 山田卓也(横浜FC)、62' アンデルソン(横浜FC)

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●美濃部直彦監督(徳島):

「ほんと悔しいですね。ホームの開幕ということで、クラブもいろいろ努力してくれて、多くのサポーターの方もスタジアムにお越しいただいた。そんな中で、我々がみんなの望む勝ちという結果やゴールという形を出せなかったことは残念で、悔しい想いでいっぱいです。
ゲームの内容に関しては、前半はある程度いい形で進められたかなと思っていました。その矢先に、少しセカンドボールへの対応が遅れてきれいなシュートを打たれ、ゴールを許してしまいました。後半にかけても自分達で点を取りにいこうという意欲で戦って、ある程度ペースを握っているなと思ったときにまた素晴らしいシュートを決められ失点してしまいました。
攻撃に関しては、相手ゴール前まではボールを運べるようになったし、あとちょっとでシュートかなと思うところまではいけるようになりました。もう1つはクロスとかも入れられるようになってきました。あとはそこで迫力あるゴール前へのボールや、突っ込んでいくような、ゴールの臭いがする場面が少なかったように思います。あとシュートに関しても、決定的な場面は僕の記憶の中でも2回くらいあると思うのですが、そういうのを決めていかないとサポーターに喜んでもらえる試合はできないと思っていますし勝ちに結びつきません。これは大きな課題ですけど、コツコツやっていくしかないし、いいトレーニングをして選手がゴールを決められるように努力したいです」

Q:前半はロングボールを、後半は短いパスを主体に攻撃していた印象だが?
「前半は横浜FCの戦い方も見えなかったですし、短いパスをつないで自分達でリズムを崩すようなミスも避けたいということがあり、ターゲットにボールを入れていこうという指示はしていました。ただ、前半の途中から相手のボランチやDFラインが下がってきたのでボールをつなぐように指示を入れて、使い分けていこうという話はハーフタイムにもしっかりやったので、後半少し使い分けはできたかなと思います」

Q:先発した林選手とドゥンビア選手のFWについてどんな印象を持ったか?
「厳しい意見とは思いますが、林に関してはもう少し前線でキープしてもらいたいと思いますし、彼がしっかりとキープできたときは攻撃も形になっています。ですからもう少しキープをして起点となり、そしてゴール前に現れるというプレーを望んでいます。また、ドゥンビアに関しては、今日はちょっと力んでいたかなと思います。少しボールを持ちすぎたりドリブルが多かったと思います。でもそれが彼の特徴でもありますし、それで決定的な場面を演出するというのが彼のパフォーマンスですので、それは前向きにいいと思います。ただ、普段はシュートが上手い選手ですが、今日は1本フリーなのをはずしたのは少し残念です」

Q:監督にとって、どんな開幕戦だったか?
「ゲームの内容とかは僕が評価するよりも、今日見ていただいたサポーターの方やメディアの方に今年の徳島のサッカーが伝わっているかどうかです。それを僕自身が伝え切れたかどうかと言えば、やり切れていない部分があるので、すごく自分にとっては残念な開幕戦でした。選手は一生懸命頑張ってくれたし、いいプレーも多く見せてくれましたが、形として表せなかったのは僕が責任を感じています。次は結果が出せるよう頑張ってやっていきたいと思います」

Q:次に向けての課題や修正点は?
「失点については、なかなか止めらないかもしれないというスーパーゴール2つだったので、守備に関してはそんなに無茶苦茶やられているという感じではありません。ただ、攻撃で自分達がボールを持っている時にもう少し攻撃の工夫であったり最後のクオリティーであったり、そういうところは改善していかないとゴールという形には結びつかないと思っています。また1週間、攻撃のトレーニングをしっかりやりたいと思っています」

Q:試合終了後、選手に何か話をしたか?
「ロッカーに帰ってきて少し落ち込んで暗い雰囲気だったので、下を向かずに前を向いてやっていこうと。まだリーグは始まったところだし、結果は出なかったけど次に向かって結果を出すために立ち向かっていく必要があるという話は軽くしました」

Q:次節、選手起用で大きく変えるようなことはあるか?
「少し分析ビデオを見て、しっかりと考え判断します。でも、少しできなかったくらいで変えていると、選手も思い切ったプレーを出しにくいと思います。前向きに、積極的にプレーしている選手には続けてチャンスを与えていこうと思っています」

以上
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